クロコダイル以上にご縁がないはずだったのが真珠です。




しかし相原さんの夜光貝も全身真珠層で出来た、いわば巨大な真珠です。




アコヤガイなどは二枚貝で、夜光貝やアワビは巻貝です。


コンクパールを作るピンク貝など巻貝でも真珠を作るものはあります。





虹色がきれいに出ています。





しばらく前、NHK の「ブラタモリ」で真珠の養殖を取り上げていました。




それを視て俄かに真珠に興味が出てきました。




売り場に行ってみますと、ほぼ全部がご婦人向けの商品ですが、タイバーなど男性用のものもありました。




その中に音楽モチーフのものがありました。

ピアノや音部記号などおなじみの素材を使ったものが多かったのですが、ト音(G)をデザインしたこれが目を引きました。




小さくても質の良いさすがの真珠、エンゲージリングクラスのクオリティのダイヤ、それにピンクゴールドとロジウムメッキされたスターリングシルバーで構成されています。




ピンクゴールドが素敵です。





何も知らなかったので資料でお勉強します。






いびつな真珠のことをバロックと言いますが、最古の宝石と言われる真珠はもともといびつなものであったはずですから、元々は単に(天然の)真珠を意味していたのではないかと思います。

 

当初は養殖真珠も半球のものだったそうですが、小さな真球のものを作ることに成功し、次第に現在のような大きなものができるようになります。

 

当初は核を入れて作る養殖真珠は本物ではないと言われたそうです。

大きな真珠を作る白蝶貝、深みのある色を生み出す黒蝶貝など、それぞれ魅力がありますが、アコヤガイの作る真珠がやはり最も美しいと言われています。

 

 

番組でも英虞湾が美しい照りを生み出すのに最適の条件を備えていると紹介していました。

 

大方の宝石は鉱物で、真珠は有機物が生成に関わる、生物が生み出す特別な宝石です。

 

カットや研磨をしなければ美しさを引き出すことができない鉱物に対して、真珠は何もしなくても美しい、素晴らしい宝石です。


日本が誇れるものの一つですね。

 




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