ミノムシは別に珍しいものではないのですが、近年減っているようです。
我が家でも時折見られ、よくブルーベリーの枝などにぶら下がっているのですが、今日見たのは錆だらけのドラム缶に何匹もが張り付いている姿です。
どうやら母が枝を落としたものについていたらしく、捨てられた枝から離れてドラム缶に登ったようです。
ミノムシはミノガという蛾の幼虫です。
Wikipedia によれば成虫はオスにもメスにも口はなく、何も食べることができないそうで、オスは子孫を残すと死んでしまい、メスはミノの中に産んだ卵が孵化すると外に出てやはり死んでしまうそうです。
孵化した幼虫は木の葉を食べて成長するのですが、食べることができないドラム缶になぜ張り付くのかは謎です。
何しろ張り付いているものを剥がして地面に置いても、また一匹残らずドラム缶を目指し、登って張り付くのです。
しかし、力尽きてしまうものもいるようです。
試しに草に張り付かせてやったものはしばらくそこでじっとしているようでしたが、数時間後には姿がなくなりました。
ドラム缶に向かったようです。
こちらはサツキにいたものですが、剥がしてドラム缶の近くの地面に置いてみました。
数時間後に見ましたがこれはここで動かずにいました。
メスなのかもしれません。
横向きについていた枯れ枝が縦になっています。
こうして蓑を拡大するのかもしれません。
放っておくと一日中写真を撮っている私です。
きれいですね。
星はありませんがてんとう虫でしょうか。
小さなバラも咲き始めました。
深紅のバラも次々に咲いています。
種から育てたベニバナトチノキがだいぶ大きくなったので地植えにしました。
成長が楽しみです。