FMCフルートマスターズ東京ギャラリーでの初の展示・試奏・調整会です。

今日が最終日でした。

 

 

 

山野楽器の展示会でもこれだけの数は並びません。

 

 

 

スタンダードモデルのクラウンです。

 

 

 

珍しい仕様の楽器がありました。

 

 

 

キーと連動しないトーンホールがあります。

 

 

 

パイプはあります。

 

 

 

指で上げないと開きません。

 

トーンホールがあるだけで響きが違うという声に応えて作られたそうです。

カタログには載っていませんが、価格表に記載があるそうです。

 

 

 

ピッコロが3本ありました。

 

 

 

二本は試作品のようです。

 

 

 

印象が良かったのはマスターメイドの Ag997 管厚 0.4 のモデルです。

 

Ag970 で同じ管厚の巻管の H足部管付モデルより C足部管付ながら反応が良く深みのある音がするのです。

私のイニシャルモデルは Ag970 の巻管(H足部管付、0.4)ですが、それに近い音がします。

 

管の作り方だけで音が決まるわけではありません。

 

 

 

ゴールドは右のマスターメイドの方が断然良かったです。

マスターメイドは価格だけの価値があると思われます。

 

この M14KB IRHE.3 は管厚  0.3 で、やや厚めです。

構成はキー以外は(台座、キーポストも) 14K です。

それにしてはお買い得なお値段です。

 

 

 

左が Ag970、右が Ag997 のマスターメイドです。

外観は同じです。

 

 

 

左が Ag970、右が Ag997 のマスターメイドです。

歌口の形が微妙に違いますが、基本的には同じモデルです。

 

 

 

ではスタンダードの同じモデル二本はどうかと試してみましたが、思った以上に個体差がありました。

何が違うのかわかりませんが、右の方が印象が良かったです。

 

このモデル以外でもリッププレートの取付角度などにばらつきが見られました。

品質に直結するようなことではありませんが、この辺は課題かもしれません。

 

 

イニシャルモデルはマスターメイドとほぼ同じ作りで当時の技術の粋を集めたモデルでした。

リッププレートに彫刻も施されていますが、当時購入した YAMAHA 銀座店の K さんが「一生ものですよ」とおっしゃいましたが、確かにそうかもしれません。

 

 

 

 

 


にほんブログ村