今年二回目のジャム作りです。




たくさん穫れました。600g くらいありそうです。




塾度が高く大きいものが多いです。




この真ん中のもののようになると食べごろです。




少し凹んでいるようなものは食べられなくなる一歩手前です。




お尻の方もこんな感じで、少しの力で穫れます。




茎が一緒に穫れてしまうのはやや若いです。
茎が赤くなるとそろそろ食べごろです。




完熟で張りつめています。




このくらいになるとかなり甘みが強いです。



さて手順はいつもの通りですが、たくさん穫れましたので先週収穫したものと合わせて 900g を使ってみる事にしました。




いつもは 500g ですから、倍近い量です。
水やグラニュー糖もきっちり量って用意しますが、後で気付いたのですが加熱時間にちょっと問題があったようです。




強火で加熱し始めると一分くらいで皮が剥けてきます。




アクを掬うと前回の品種と違って種がたくさん浮いてきます。




だんだん沸騰してきます。




溢れそうです。
ここで少し火力を弱めます。
アクを掬って撹拌してまたアクを掬ってと繰返しながら 20分ほど煮ます。

この時間は 500g を使ったときはちょうど良かったのですが、今回はもう少し長く加熱した方が良かったようでした。
火力も少し弱かったようです。前回煮詰めすぎてしまったのでその事が頭にあったのでしょう。

この辺で用意したグラニュー糖の半分を加えます。
これからは焦げ付きやすくなるのでアクを掬う以上に撹拌に気をつけなくてはなりません。




グラニュー糖を加えたので掬えるものがどろっとしてきますが、いつもよりまだどろっとする度合いが少ないようです。この点にももう少し気を配れば良かったのです。


いつもより煮詰まる度合いが少ないですね。
でも二回目にグラニュー糖を加えてから撹拌に精を出します。
...いつもよりどろっとしてきません。

いつもの通り氷水を用意して煮詰め具合を確認します。
まあまあかなと思う頃合いで用意しておいた粉末ペクチンを少し加えます。
ペクチンは予めグラニュー糖と混ぜておきます。
このときも前回の事があるので少ししか加えませんでした。




頃合いを見てスチーマーにセットしてあった瓶に詰めます。
所定の量を詰めたら蓋を軽く閉め、スチーマーに蓋をして加熱します。

90℃位まで加熱します。
ジャムは沸々と泡立っています。




加熱が十分になったら蓋をきつく閉め、取り出して逆さまにします。
今回は前回と違って固まりすぎないので下に下がります。




ちょっと少なかったかもしれません。




もう少し詰めた方が良かったですね。
蓋の締め方は問題なく、もれてくる様子はありません。

実は煮詰め方が甘かったので水分があまり減らなかったので瓶が足りなくなってしまったので急遽小鉢などに入れました。これは蓋ができないのでラップをかけ、冷やしてすぐ冷蔵庫にしまいます。


瓶詰めしたものは手で触れるくらいになったら1枚目の写真のように流水で冷まします。
十分冷えてもソース状で丸い果実が浮いているような状態です。プリザーブスタイルというよりジャムになりかけ、と言った方が良いような状態です。
ううむ、せっかく良い果実がたくさん穫れたのに何と言う事でしょう。
加熱時間が短かった事と火加減が少々弱かったのが原因でしょう。
また完熟のものが多く糖度が高かったので固まりにくかったのでしょう。
もう少しペクチンを加えて良かったのです。
これはもうパンに塗るのは無理でヨーグルトに混ぜて食べる他なさそうです。

冷蔵庫の中の瓶の中身はそれほど変わりません。
ところが小鉢に入れた方は結構ジャムらしくなっていました。
鍋の中で煮詰まり具合に違いがあったようです。
撹拌が足りなかったのかもしれません。




こんな感じです。
これならジャムと呼んでも良いです。




ブルガリアヨーグルトに混ぜて食べています。
ちょっと種が多いですが、程良い甘さで美味しいです。

来週あたりもう一回作る事ができたら今度こそ上手くやりたいと思います。