土曜日に手にした新しい楽器です。
一ヶ月で作っていただきました。

まず、接合部の刻印です。






リッププレートなどです。刻印は "A" 一文字です。






キーカップと右手小指キー付近のデザインです。
以前ご紹介しましたようにギズモキーはありません。




これも以前ご紹介しましたが、特徴的なメカであるトリルキーのクラッチです。




上が左側にスライドしたところです。
すぐ先にある突起に触れるようになり、その下のキーが連動して開閉するようになります。
下が右にスライドしたところです。
ちょっと見づらいかもしれませんが、突起に引っ掛からなくなり、キーは連動しません。


最新のメカでは左、中央、右と3種類の切り替えができるそうです。
希望すれば取り付けてくれるそうです。




クラウンの周囲のカットは滑らかできれいです。


「ショットベル」を内蔵していただきました。
詳しい写真は以前掲載しましたので、ここでは省きます。

反射板の穴の開度を調整できます。
その響きや音色の変化はとても興味深いのですが、象牙のリッププレートを備えた頭部管を体験してしまうと影が薄くなってしまいます。





注目の象牙のリッププレートを備えた頭部管です。




ネジなどは見えません。
裏側から止めているようです。




クラウンも贅沢な事に象牙です。




刻印はやはり "A" 一文字です。


歌口のカットなど詳しい事は訊きませんでしたが、リッププレートが象牙になるだけでなぜこんなに違うのか本当に不思議です。

山野楽器に現物がありますので、ぜひお手に取って体験してみてください。


頭部管の製作の体験を申し込みました。
来週の月曜日、祝日です。
今からわくわくです。