以前一度手に取った本ですがその時は買いませんでした。


しかし最近また見たときにあの事件の被害者になった宮台さんの名前が目に留まったので買ってみました。





まだ読んでいる途中ですが、NHK の大河ドラマ『いだてん』放送期間中に主要な出演者が逮捕され、その所属するグループの CD や映像作品が販売停止、配信停止になったことを受けて著者らがネットで停止の撤回を求めて署名を集めて提出したことから始められています。









賛否両論あるようですが、日本では呼応した措置が当然のように行われ、それはコンプライアンスの観点からではあるものの前例踏襲、ことなかれ主義によるものではないかとしています。


「販売を継続して誰が迷惑するのか」としていますが、今の世の中では仕方がないのかなとも思います。

過激な意見を言う人や行動を起こす人がいる世の中ですから発売元の会社としてはステークホルダーへの配慮としても無用なトラブルは避けたいと考えるのは仕方がないのかなと思います。


以前取り上げた『交響曲第一番 HIROSHIMA』とは事情が違いますけれど。