ふるさと納税でいただいた返礼品は中原蘭さんの CD と楽譜とキーホルダーでした。


 







CD はまだ聴いていないのですが、楽譜を少しづつ使っています。


 


 



 



 


楽譜を見ると楽器の持ち替えが指示されています。


しかし B のところなど、半拍しか時間がありません。


これは実演ではかなり厳しいですね。


 C のところも同じです。


 


録音ならいいのでしょうが。


 


 



 


 


こちらなら持ち替えの時間はありますが、5G が指定されていますが持っている人は少ないでしょうね。


 


 



 


AC の他には SF とか SG あたりは持っている人は少なくないと思いますが、持っていない場合は買うかその曲はやらない、という選択になります。


 







しかしトリプルオカリナがあれば音域はカバーできます。




















しかしダブルでもトリプルでも管の調は同じです。


それでこれらの楽譜を演奏しようとするなら普通は移調することになります。


しかし以前も取り上げたのですが移調読みができればそのまま演奏することができます。






まず「通りゃんせ」ですが、実音は1段目に書いた音です。


実際の楽譜は3段目の in G ですが AC ではこの音として吹くわけです。


これを読む時はヘ音記号に変換します。


すると2段目のようになります(オクターブは違います)ので実際に書かれている音符の二音上でしかもヘ音記号であるとして読み取るわけです。(オクターブも変換します)


 


「琵琶湖周航の歌」は in F が下の楽譜です。


実音は in C としてある楽譜です。


今度はヘ音記号に変換して一音上を読みます。


 


「赤とんぼ」はやはり実音は in C と書かれた楽譜で、「通りゃんせ」と同じように二音上を読みます。


 


ピアノやヴァイオリン、そしてもちろんフルートでも移調読みをする必要はありません。


 


これらのテクニックは金管楽器の低音楽器を経験すると身につきます。


トロンボーンやユーフォニウムは inB♭の楽器で、チューバも以前は多くは B♭あるいは E♭でした。オーケストラでは  F が一般的ですが。


これらの楽器は皆実音で書かれています。


これを演奏するためには指遣いを変えるか移調読みをするしかありません。


 


ピアノやヴァイオリン、そしてもちろんフルートでも移調読みをする必要はありません。


 


 


多分先生もこれはできないだろうと思います。