人の集まるところにはなるべく行かない方が良いのですが、今回は恒例の千葉そごうの「日本の職人展」に行きました。
お目当てはつげの櫛です。
古くはトラヴェルソは柘植などで作られていました。
こんなアクセサリーなどもあります。
持ち歩けるタイプも一つはあっても良いです。
柄の長いタイプも一本は必要です。
装飾は芸術的で、お値段も高くなります。
ずいぶん高価なものが広告に使われていますね。
広告に使われるのは大抵はお買い得品なので、良いものはもっと高いわけです。
同じタイプでも「さつまつげ」「本つげ」「つげ」の三種類がある場合があります。
「さつまつげ」は全体が薩摩つげで一体で作られたもの、「本つげ」は主に歯の部分と柄の部分を継いだもの、「つげ」は洋つげだそうです。
お手入れに使うのは椿油です。
歯の細かさでもお値段が違います。
いいでしょうけどねぇ…。
鹿児島県のお墨付きですね。
何年も購入を見送っていましたが、とうとう購入しました。
社長の余技だそうです。
遠目には本物に見えます。
不規則な形が実に見事に再現されています。