山野楽器で雑誌を見ていますと THE FLUTE (vol.173)の表紙が目に入りました。


パユですが、楽器に見たことのあるものが取り付けられています。


 


 






パユは


 音が大きくなるのではなく密度が上がり、オクターブの移行もスムーズ


 常に付けているわけではなくて響きが整わない方が良い場合は付けない


 デュエットでは音が良くとけあう


 オケでは付けるときはセクション全員で付ける


という意味のことを言っています。






最初に手にしたのはほぼ六年前でした。






 






当初はこのようなシリコンのバンドが付属していました。


 









今はこのようなバンドが別売になりました。








以前のタイプの方が装着は容易ですが、経年によって劣化しますので消耗品です。


 


普通の太い輪ゴムでも取り付けはできますが、以前書きましたが銀に天然ゴムが触れると銀が損なわれます。それはゴムに含まれる硫黄によるものです。





 



 


 


総代理店は島村楽器で、代理店に(株)グローバルの名前もあります。


 


出版社のアルソオンラインのほか全国の楽器店で取り扱いとあります。


 


 



 


 


以前の記事の一部を再掲します。


 


https://music-1000.blog.ss-blog.jp/2014-01-28


PIPERS には 純銀 とありますが、スターリングシルバーではないかと思います。


(2014 FEBRUARY #390 の P.37)


まずお店が用意してくれた 5万円クラスの楽器(多分洋白かそれに類する素材)で試してみますと、1ランク上がったような音色に変わりました。


 


自分の楽器で試してみますと、音の密度が上がり、繋がりが滑らかになりました。


 


そして特筆すべきは音色と音程感の変化で、おそらく倍音の出方が変わったのだろうと思える変化でした。


 


https://music-1000.blog.ss-blog.jp/2014-02-01-1


今日気づいた重要なポイントは、中音域(第二オクターブ)の C# が痩せたり虚ろになったりせずに音の質が他の音に近くなる事です。


中音域の C# はトーンホールが全開になり、響きも音程も悪いのです。


 


これが改善されるというのは驚きですね。


 





きっと品薄になるでしょう。


ネットオークションなどにも出品されると思いますが、慌てて高値で買ったりしないように注意した方が良いですね。


偽物も出るかもしれませんし。


 


※追記


 


 花がないので明日は朝の更新はお休みします。