庭の花を切って持っていくことがたまにありますが、そんな時使うのは花屋さんで売っていたナイフです。
ハサミもあるのですが、こちらの方がコンパクトで持ち歩きもしやすく、何より切れ味が良いのでこちらを使います。
胸ポケットなどに挿すこともできます。
鎌のようにカーブしているので使いやすいです。
草花を切るときに大事なのは導管を潰さないようにすることです。
木の枝もそうですが、草の場合も先端から手前に向かって切ります。
枝や花の先を向こう側に、根元や付け根の方を手前にも持ち、向こうから手前に引くように切ります。
その方が力を入れやすく、導管も斜めにきれいに切れます。
切れ味の良いハサミでも良いですが、どうしても枝などに直角に近く切ることになり、ナイフに比べれば導管が押しつぶされがちなので太い枝や硬い枝でなければナイフがおすすめです。
可能であれば切るのは水の中が良いそうです。
空気中で切ると切り口に空気の膜ができて水の吸い上げが悪くなることがあるそうです。
切ったものを長持ちさせるには花屋さんで売っている薬剤を使うか漂白剤を使うと良いそうです。
漂白剤は殺菌作用があるそうなのです。
ものによっては切り口を焼いてしまうそうです。
せっかくの花は長く楽しみたいですね。