先日入手したオットー・メーニッヒを フルートマスターズ に持って行き、調整を依頼しました。


 


時間があったので帰りに山野楽器に行きましたら Moritz Max Mönnig が二本ありました。


 


 



 


左が洋銀に銀メッキ、右が総銀です。


 


どちらも C足部管付で Eメカ付き、総銀の方は G/Aトリルキー付きでした。








オットー・メーニッヒの頭部管は純正の組み合わせではないのではないかとその時書きましたが、この二本を見るとクラウンの形が違うのでやはりそうだろうと思います。














リッププレートの形が違うためか洋銀に銀メッキの方が鳴りやすいです。


総銀の方は最初は軽めの音かなと思いましたが、吹き込み角度などを変えてみるとしっかり鳴るポイントがあり、やはり総銀の方が充実した響きで遠鳴りもすると感じました。


楽器の反応はよく似ています。


素材の違いが響きにそのまま出ているという印象でした。


 


頭部管を替えてみたらどうかと思いましたが、総銀の方が少し太くて洋銀の頭部管を総銀に取り付けることはできましたがその逆はできませんでした。


 


洋銀のウェーブのリッププレートも悪くありません。


調整に預けた楽器が出来上がったら持って行って試してみようかと思います。


 


 


明日の朝は早めに出るので更新はお休みします。