あるところで食事をしていて何気なくポスターを見ていたらおやと思う点がありました。
目玉焼きが乗っているのと乗っていないの、二種類のメニューですが、目玉焼き以外の部分はよく見ると全く同じです。
広角レンズで斜めから撮っているので写りがわずかに違いますが、付け合せのジャガイモや豆の配置は全く同じです。
ハンバーグのソースの照りも全く同じです。
湯気は完全に同じというわけではありませんが、自然に撮ったとしたらありえないほど似ています。
最初に目玉焼きが乗ってないものを撮って次に目玉焼きを乗せて撮ったのかもしれません。
ライティングとカメラの位置が同じなら湯気以外は全く同じに写るでしょう。
問題は湯気ですが、一般にこうした料理の写真を撮るとき、例えばコーヒーなどではコーヒーと湯気を同じようにきれいに撮るのは案外難しく、また撮影中に湯気が少なくなってしまうことがあります。
こうした場合画像処理ソフトで湯気を描き加えるということが行われます。
この二つの被写体の湯気は細かい部分で違いがあるもののかなりの部分が同じですので、画像を加工したのではないかと思われます。
すると目玉焼きも別に撮ったものを合成した可能性があります。
他のお店の他の商品でもう少し合成がわかりやすいものを見たことがありますが、これもどうやらそうではないかと思えてきました。
だからいけないというわけではないのですが。