恒例のフルートワールドです。








パールフルートは50周年だそうで、カタログに面白いクラウンが載っていました。


右がそのクラウン。


素材は外に出ている部分が Ag925、内側が真鍮にそれぞれ金メッキです。


右側がその特色あるクラウンですが、この写真ではよくわからないと思いますがすり鉢状になっています。


この部分は反射板の内側のコルクのさらに後ろになる部分なのでこいういう形状にしてどれだけ違いがあるものか疑問に思わないでもないですが、実際に総銀の Cantabile でクラウンを交換して吹いてみると、どちらかといえばあまり特色のない音という印象のノーマルクラウンに対し少しシェイプアップしたような集団の中からでも通ってくるような印象の音に変わります。










なおカタログには全世界限定一本とした50周年記念モデルが載っていますが、昨日も先生と冗談で話していた「もう売れていたりして」というのが本当になってしまって、実際にもう売れてしまっているそうです。


カタログを見て興味を示した人はどうすればいいのでしょうね。


カタログに掲載しないでリーフレット程度にしておいても良かったのではないかと思いますね。


限定50本と受注生産のシルバーのモデルはまだ注文できるでしょう。








さて相原さんです。


 


 



 


今回の新顔さんは水牛の角を使った頭部管です。


 


 



 


 


こちらはピッコロで、1枚目の写真がリッププレートに水牛の角を使ったフルートの頭部管です。


 


吹きやすく、繋がりもよくマイルドな響きです。


結構個体差があります。


 


 


象牙と水牛とくればハンコ屋さんのようです。










こちらは試作品で、モーツァルトの『魔笛』でパパゲーノが鳴らすメロディーが吹けるパンフルートです。


普通はフルートが担当しますが、これがあれば吹きながらスライドするだけでできてしまいます。


パパゲーノ自身が吹くというのも良いでしょう。








こちらもいわば全世界で一本(今のところ)の右手だけで使えるフルートです。


 


 














運指表が付属します。


 


 



 


 


こちらは相原さん秘蔵の象牙リップの頭部管です。









刻印も特別です。


吹きやすく、音色もとても良いです。








カオリモブランドでも象牙リップの頭部管が作られています。








大胆なカットがされています。










こちらはカオリモの金リップ。


 


※ ’18.8.9 追記。


 


カオリモの楽器のバネはやや強目と感じましたが、重いわけではないのに戻りがクイックでとても感じの良いものでした。素材は訊きませんでした。








あまりに暑いので休憩はオレンジジュースでなくシェイクです。








急いで飲むと “アイスクリーム頭痛” になります。








会場では写真は撮りませんでしたが、YAMAHA も試奏しました。


シルバーとゴールドの Bijou、ゴールドの Merveille を吹いてみましたが、Merveille は確かに吹きやすく使いやすい楽器ですが、音色の魅力は Bijou の方があります。


一般に吹きにくい、コントロールしにくいと言われていますが、少なくとも私は吹きにくいと思ったことは一度もありません。


いつもはシルバーを試奏して終わりなのですが、今回はゴールドも試奏してみて、ゴールドの方に断然魅力を感じました。
















まず宝くじを買わねば。








パールの楽器は買えないので楽器が横に収納できるバッグを買いました。












これなら譜面台も入ります。








機能は NAHOK の方が良いのですが、おじさん向きの色がないのです。


ま、バッグは他にもありますし。








この部分の手触りがとても気に入りました。


 


 


明日は早めに出るのですが、今日の続きを予約投稿します。