2001年にお亡くなりになった増永弘昭さんが頭部管に関する特許を取得されていまして、それを作ってくれる人を探していらして、それに応えたのが相原さんです。

 



苦労の末実現できたその頭部管は通称増永式と呼ばれ、奥様が一手に販売を手がけられています。

制作を担当した相原さんでも販売することはできないのですが、一本下取りとして入ってきたものがありました。




特徴は歌口のある位置の直径が大きくなっていることです。

 

 



写真のものは初期に造られたもので太い管をその部分に使っていますが、現在はその部分を膨らませる構造になっています。






先日のフェアで展示されていたものを連れ帰りました。


クラウンに水牛が使われ、G足部管に使った場合のバランスを考慮してヘビー仕様になっています。


試奏した印象では音のつながりがスムーズで、音程も良いようです。


次のお休みにでもじっくり使ってみたいと思います。






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