アルルの女のメヌエットといえばフルートの曲では最もよく知られていると言って良いと思います。

この曲に憧れてフルートを始める人は多いでしょう。

 


『アルルの女』の第二組曲に入っていますが、ビゼーが編んだのは第一組曲で、第二組曲は友人のギローが編み、その時ビゼーの『美しきパースの娘』から持ってきたというところまでは割合知られていると思います。




しかし『美しきパースの娘』は国内では CD は出ていないようで、やっと探したのが EMI の録音です。

 


指揮はジョルジュ・プレートル。


主要なキャストはジューン・アンダーソン(1952 - )、アルフレード・クラウス(1927 - 1999)、ジノ・キリコ(1955 - )、ジョゼ・ヴァン・ダム(1940 - )。

 


録音は良く、クラウスの歌唱はとても素晴らしいですね。

 


以前も取り上げましたが、「アルルの女」はオペラではなく劇なのでその音楽はいわゆる劇伴です。


その録音も多くはありませんが出ていて、このホグウッドあたりが比較的知られているのではないかと思います。


この CD を慌てて買ってしまうと「メヌエット」は収録されていませんのでご注意ください。




『美しきパースの娘』の第三幕の4曲目の二重唱が「メヌエット」の原曲です。

Wikipedia には第二幕とありますが、誤りです。




自分用にそれらをまとめた CD を作ります。


ついでに「ハバネラ」の原曲も入れます。


フルート吹きが聴きたくなる CD の出来上がりです。



アルルの女~劇場のための音楽 Vol.1

  • アーティスト: ホグウッド(クリストファー),ビゼー,R.シュトラウス,バーゼル室内管弦楽団
  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN
  • 発売日: 2004/10/20
  • メディア: CD

  • Bizet: La Jolie Fille De Perth

    • アーティスト:
    • 出版社/メーカー: EMI France
    • 発売日: 2009/04/23
    • メディア: CD








    En Un Salon De La Habana

    • アーティスト:
    • 出版社/メーカー: Rne
    • 発売日: 2000/10/17
    • メディア: CD


↑この CD はとんでもないお値段になっているので今はちょっと買えませんね。





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