エゴノキというのは名前は聞いたことがありますが、実物は見覚えがありません。


宮城県柴田郡柴田町の 佐藤 孝幸 さんは蔵王山麓に自生するエゴノキで作品を作っていらっしゃいます。

 

写真を見せていただくと花は柑橘類に似ているようにますが、エゴノキ科に分類されています。

 

実をつけるそうですが、果実にも果皮にも毒があるそうです。

 

非常に細かい仕事で、デッサンもしっかりしています。

表面の色は着色ではなく、木の肌そのままです。

 

断面は象牙のように綺麗に目の詰まった年輪が見られ、新しいうちは白木の色ですが、年を経るにつれて飴色のような色に変わるそうです。

 

水には強くないそうなのでリッププレートには使えません。




観音様などのリアルな作品からこの鹿のようなデザイン性の高いデフォルメまで作品に幅があります。





コマクサです。


タイツリソウの仲間ですね。





戦後日本美術総集 Ⅲ

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: メディア・パル
  • 発売日: 2015/03/31
  • メディア: 大型本



会場で見せていただいたのはこの本だったように思いますが、不確かです。

 

柴田町商工会の HP にある作品紹介です。

http://www02.jet.ne.jp/~shokokai/kigyou_info/takayukihori/index.html



機会がありましたら是非ご覧になってみてください。

 





にほんブログ村