Osawa Ocarina AC Triplet Anniversary Model

先日取り上げたような撮り方はなんと言いますか即物的で、どういうものかは分かりますが、味わいには乏しいですね。




Café Klavier で撮ってみました。




立派なハードケースに入っています。





右が窓なので、左の室内の明かりで合わせたホワイトバランスの元では青味が強調されます。




三本が一体になっている様子が分かりますね。




これが裏側の、音が作られる部分です。




このスリットから空気が吹き出され、向かい側のエッジに当たって音が生まれます。




オカリナの音の魅力は素朴さにあると思うのですが、先日買いました雑誌 "Ocarina" の最新号によれば基音が強くて倍音が弱いのだそうです。

ちょっと意外ですね。


あまり他にない磁器で作られたこの楽器、音に磨きをかけて洗練させたような、民族楽器がインターナショナルな楽器になったような、そんな響きです。


吹き口はハーモニカのようにずらして使い分けるのですが、ハーモニカと違うのはきちんと当てないと他の管も鳴ってしまう事です。


ハーモニカは隣り合った孔は息の方向が違うので(吸う、吐く)隣の孔に息が入ってしまっても隣が鳴る事はないのですが、これは違います。


これをきちんと使い分けるのがトリプルオカリナの使いこなしの第一歩です。



息はそれほど強くなくてもしっかりと鳴ります。

以前も書きましたが、音程は良く調整されています。

最高音の第3管の音は鋭くなく澄んだピュアな響きです。


基本の部分である第1管をきちんと鳴らすのが案外難しいなという印象です。




音がアップできればもっと良いのですが...。





飲物はアイスモカジャバです。




 


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