管楽器フェスタに続いて弦楽器フェスタです。









こちらは以前も展示されていた Tadioli の、ストラディヴァリの装飾楽器のレプリカです。











誰のものになるのでしょうねえ...。




こちら、外見は地味ですが今回展示されていた中では一番お高い、C.Silvestre の1875年頃の楽器です。
5百万円でおつりが少し、というお値段では触る勇気はありませんが、弾かれているところを聴いた印象では堂々とした風格のある音で、音量も大きいです。
どんな弓が使われていたのかは分かりませんが。




今回も弓もたくさん展示されていましたが、レッスンの時 Charles Nicolas Bazin とその弟子の Victor Bernard の弓が用意されていて試す事ができました。
お値段は 1,280千円と 480千円。

私の楽器はまだ帰って来ないので、楽器も Scrollavezza&Zanre の楽器を試させていただきました。
お値段は 2,200千円。

私の好みは弓は Bazin でした。
今使っているものと鳴り方が似ています。

もう一本の方も少し使っているうちに慣れました。
少し重めですが、バランスは悪くはありません。
ソロ向きというよりはアンサンブル向き、とは先生のお話です。

楽器の方は特別強い印象はないのですが、私の楽器と持ち替えても違和感のない鳴り方でした。
弦は全て Evah Pirazzi が張られていましたので、そのためもあるかもしれませんが、力強く華やかな鳴り方で音量もあります。

安くはありませんが、音を考えると高いとも言えないでしょう。
パーツも明るい色で良いもののようでした。


明日は先生方によるモーツァルトのディヴェルティメントの演奏が行われるようですが、Café Klavier での本番のため聴く事ができません。

それにしても私の楽器はいつ帰ってくるのでしょうか?


 


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