雨で十分潤ったと思ったのに、機能の強風でだいぶ水分が地表から奪われたようで、先日のように吹き寄せられるほどではありませんが至る所砂だらけです。

今朝は霜柱が見られたのでこれが融けて、またしばらくすれば地面の下の方から水分がにじんで来ると思うのですが、あれだけ強い風では飛ばされては水分を補うのが間に合わないのでしょう。


というわけで花もだいぶ砂を被ったので、木曜日に撮った写真を掲載します。
その日は親戚で不幸があったのでお休みをもらったのです。




真っ赤な椿ですが、バラとは趣の異なる赤です。




以前撮ったバラと同じように意外に光沢があるようで、空の青が少しかぶります。






花の開き方や雄しべ雌しべの付き方など、本当に椿も様々です。




例えばこちら。




花弁の数は少なめで、大きく開きます。

ピンク、赤、白の混じった模様もきれいですし、黄色がそれにアクセントを添えています。




大島の椿のように雄しべ雌しべが太くまとまっています。
花弁に少し白が混じっています。




基本的には同じような咲き方ですが、花弁が小さく、中心部の白い雄しべのようなものが優勢です。




白いのは花弁の変形したものなのだろうかと思わせるものです。

実はこの3種類は同じ木に咲いています。
もっと細かな違いがあるものがたくさん咲いていて一つとして同じものはないように見えます。




椿ではありませんが、大きな葉の間に可愛らしい花が咲きます。
ちょっと桜にも似たような花ですが、名前が分かりません。




斑点が見えるのは少しもう傷んでいるからかもしれません。




フキの葉が顔を出しています。
タイツリソウの葉も出ました。

今朝は霜でしたが、日差しが暖かです。
着実に春に向かっているようです。