もうすぐひな祭りですね。
女性はいくつになっても嬉しいらしいです。
子どもの頃に飾ったお雛様をずっと大切にして自分の子どもの時にも飾ったりする人もいるようです。




こちらはスペインを代表するブランド、リヤドロのお内裏様とお雛様です。

レッスンのついでに立ち寄る事がある株式会社創美さんです。
http://sohbifunabashi.blog137.fc2.com/blog-entry-28.html




こんなのもありました。


このときは「ヨーロッパ名陶名品展」としてこの LLADRO を始めとしてマイセンやヘレンド、ロイヤルコペンハーゲンなど素晴らしいものがたくさん展示されていました。




こちらはマイセンのカップ&ソーサーです。
花をメインにしたシリーズですが、お安くなってはいるものの普段使いにはちょっと贅沢ですね。




こちらは以前ちょっと取り上げました猿の楽隊です。
なぜ猿なのでしょうね?




こちらはロイヤルコペンハーゲンの製品ですが、このブランドだけでなく食器の最高峰とも言われる実に見事な「フローラ・ダニカ」と呼ばれるシリーズです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ロイヤルコペンハーゲン
植物図鑑の植物全てを網羅しようという企画でした。
2600点をとして 1885年に初めて作られ、1802点描かれた時点でストップしました。献上相手のロシアのエカテリーナ二世が亡くなってしまったのです。






(これは逆さまですね)


図鑑を元にした正確な絵、周囲の装飾、丁寧に施された金彩などなど実に見事ですが、お値段も見事でなかなか手が届きません。




こちらはリヤドロの人気の商品です。




愛情が伝わって来ます。
瞬間の動きを捉えた見事さ、生き生きとした表情、肉体の正確な造形などとても見事ですね。
幼児、少年少女、青年期などなどそれぞれの年代の身体の特徴が実に見事に再現されています。
表情と合わせて見事なのは捉えられた動作で、見ていると今にも動き出しそうです。




バレエをする人の、肩から胸にかけてのライン、肋骨の浮き出た様などどうしてこのように写し取れるのか、その技の素晴らしさに感心するばかりです。









見事なプロポーション、鍛えられた肉体、役になり切った表情など、バレエをする人に贈ったら感激されるでしょう。


LLADRO は日本ではリヤドロと呼ばれていて社名の日本語表記もそうなのですが、リヤドロと読むのは実は誤りです。
Lladro と書かれたものが Liadro と誤読されたのが定着してしまったので、会社側もやむを得ずその表記を正式は日本語の社名としたそうです。
本来は「ヤドロ」と読むそうです。