台風は恐れていた被害をもたらす事なく去って行きました。
ひと安心です。

台風一過良いお天気になるかと思ったのですが、小雨が降っています。
昨日撮れなかった花などを撮ろうと思ったのですが、お預けです。


さて先日の記事の通り日本一のチーズケーキのレシピは手に入ったのですが、その通りできるかどうかははなはだ心許ないのです。










そこでまずそのものを取り寄せてみました。
大小あるうちの小さい方です。




直径 19cm と HP に書かれています。
昨日届いて冷蔵庫に保管しました。

こんなに軟らかいとは思わなかったので少し手が滑って表面を損なってしまいました。




材料はグラハムクラッカー、砂糖、バターのみと書いてあります。クリームチーズ以外はという意味でしょう。どんなクリームチーズなのかはあの本にも書かれていませんでした。
ゼラチンは使われていません。




ナイフを熱湯で温めて切ったのですが、こんな切り口になってしまいました。
相当濃厚です。
切るたびに拭ってまた温めて、を繰り返さなければなりません。




先日手に入れた古いマイセンのお皿によく合います。




指が触れてしまった部分です。質感がご覧いただけるでしょうか。




切り口の先端です。きれいに切れていなくて済みません。




後ろ姿です。




クラッカーを砕いたものがしっとりと周りを覆っています。

撮影はこのくらいにして味わってみます。
見た目の通り濃厚で、まさにクリームチーズのケーキ、というケーキです。
ねっとりしていますが、しつこくはありません。
もう1つ食べたくなります。
クリームチーズの美味しさがそのまま表れています。
酸味のきいたもの、ゼラチンで固めたもの、淡雪のようなふわふわのもの、そうしたものとは全然違います。
チーズケーキと聞いてだれがこんな味わいを想像できるでしょうか。

このケーキ、お店に足を運んでも食べる事はできません。
お店で提供されるのはその季節に選ばれた一品だけです。

ですので食べてみたいと思われた方はぜひ取り寄せてみてください。

お裾分けしようかとも思ったのですが、これはとてもデリケートで保冷剤をたくさん使っても長い距離を運ぶのは無理です。


ケーキを味わうので久しぶりにコヒーを淹れてみました。




タッスドールの "ガテマラ ヌエバ グラナダ農園" です。



深煎りで濃厚ですが、嫌な苦みはありません。
とても香り高くおいしい豆です。




30年くらい前に買って当時行きつけだったお店に置かせてもらっていたカップを久しぶりに取り出してみました。当時はよくコロンビアを飲んでいました。




内側にはこんなイラストが。




きれいに湯気が撮れました。




高級なものではありませんが、気に入っていたので他のものも買おうかと行ってみたら売っていたお店がなくなってしまっていました。
昔のこと、夢のような想いに久しぶりに浸りました。