新しい年を迎え、皆様にとって今年が良い年になりますようお祈り申しあげます。
喪中につきご挨拶はこれのみでご容赦ください。


年末は久しぶりに炬燵で紅白を視ていました。
初めて聞く名前が多いのはきっと私がおじさんだからでしょう。
いつもはうまいなと思う人でもだいぶ緊張している様子が伺えました。

日付が変わってからゆっくり入浴していると風向きのせいかどこからか鐘の音が聞こえて来ました。
どこのお寺か分かりませんが、長年生きて来て初めて聞いたように思います。
父がいない初めての年越しに感慨を覚えました。


年末、神棚の上に古びた缶があるのに気づきました。
開けてみると懐かしいものが出て来ました。

子供の頃よく見つけて父に見せました。
見覚えのないものは父が見つけたものでしょう。
父はそれらを丁寧にしまってあったようです。

確かにそうだとは言えないものもありますが、明らかに人の手が加わった「石器」があります。




大きめのものたちです。
材料もいろいろのようです。




小さめのものたちです。
これらは明らかに矢尻でしょう。






槍の先かもしれません。




矢尻の形も材質も様々です。










石器時代にここに暮らした人たちがいたのでしょう。
ここからそう遠くない千葉市若葉区には加曽利町というところがあって、貝塚があります。
近いのにまだ一度も行ったことがありません。

お正月のうちに行ってみようかと思います。


石器と一緒に古い硬貨が出て来ました。
寛永通寳や文久永寳の他に半銭や五厘といった初めて見るものやインドシナ、満州のものと思われる硬貨があります。
これらの写真は明日アップします。


ところであの奇妙なブロッコリーの名前が分かりました。
「ロマネスコ』(Romanesco broccoli)
分類上はカリフラワー(broccoflower)ですが呼び名はブロッコリーで、味もブロッコリーに近いそうです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ロマネスコ
ブロッコリーとカリフラワーを掛け合わせてできたという説もあるようです。
「ブロッコリーロマネスコ(ロマネスクあるいはロマーノ)」、「ブロッコリー・ロマネスコ・ヴェロニカ」とも呼ばれるそうですが、「うずまき(ブロッコリー)」、「宇宙ブロッコリー」あるいは「珊瑚(礁)ブロッコリー」という通称もあるそうです。

やはりこの形はフラクタルでした。