写真に関する雑誌は滅多に買いません。

それにしても少なくなりましたね。





店頭でパラパラめくっていましたが、講評が面白かったこともあって買ってみました。

印刷された応募作を見てから好評を読むと概ね印象は同じです。





こちらは作品はともかくこのタイトルが気になりました。


よく黄昏(たそがれ)時と言いますが、夕方の薄暗くなった時間を言いますね。

相手の顔や姿が見えにくいので「誰そ彼(あそこにいるのは誰)?」というわけです。


しかしもっと昔は「かはたれどき」と言い、明け方の薄暗い時も夕方の暗い時もこう言っていました。

「彼は誰時〔彼者誰時〕」(あそこにいるのは誰?)という意味で、発音は "Ka Wa Ta Re 時" です。


作者は多分「片割れ」でなくそう言いたかったはずです。





たまたま同じ書店に畠中恵さんの小説がありました。

畠中さんの作品は読んだことがないのですが、店頭で写真を撮るわけにはいかないので雑誌と一緒に買ってしまいましたよ。


正しく憶えましょうね。