久しぶりにこの美術館の中に入りました。





企画展は是非観たいというわけではなかったのですが、





先日読んだ原田マハさんの本でここに収蔵されているマーク・ロスコを取り上げていたので観ようと思ったのです。







中に入るとちょうどガイドツアーが始まる時間でしたので、解説を聞きながら主要な作品を鑑賞しました。

もちろんロスコも含まれています。


展示される環境を非常に重視したというロスコの作品は世界で三館しか観ることができません。

そのうちの一つがここです。

専用の展示室が作られていて、展示替えもなくずっとここで鑑賞することができます。





当初は撮影する予定はなかったのですが、




山林の中にレンゲショウマがあるのを見てしまったので、鑑賞を終えてからレンズを持って改めて狙いました。





200mm/2.0 に専用の TC 1.4x を装着します。





開放で 2.8 ですが、少し絞っているものもあります。





ここに掲載しているものは縮小して画質もやや落ちていますので真価をご覧いただくことが難しいのですが、深度が極めて浅く、ピントが合った部分とのコントラストが際立っています。





この山林の中で手持ちでも全く心配のない速いシャッターが切れるのは快感と言っても良いです。





レンゲショウマの現物を見るのは初めてです。

この山林でも二箇所しかないようでした。


キレンゲショウマとはかなり姿が違います。





蕾が一つあるようなのでもう少しの間楽しませてくれそうです。





山林を抜けたところにある楓の緑がきれいです。







ヤマボウシの実が熟しつつあります。





200mm F2.0 が見せてくれる世界は新鮮です。







噴水もつい速いシャッターで撮ってしまいます。





白鳥の羽ばたきも止まります。







だんだん感覚が掴めてきました。