カメラにはネックストラップをつける人が多いと思いますが、私はここしばらくリストストラップを使っています。


その前はハンドグリップのようなタイプでしたが、使いづらい点が気になって替えました。


 


 



 


これは C 国製で安いのですが、丈夫です。


 


ちょっと無骨な感じではありますが、実用性は十分です。


 


 






この純正品はよくフィットしますが、緩みやすくてダメでした。


 


縦位置に持つときもやりにくいです。








だいぶ前(2011年)のことですが、依頼されてレザーでストラップを作ったことがあります。


これには独自の工夫を加えて、三つのパーツを組み合わせました。


 


取り付け部分二つと中間の長い部分一つで、中間部分を取り外せるようにしました。


 


レザー部分は柔らかなスペインラムとセームで、リボン状のナイロンはミシンで縫って止めていますが、中を貫通させていますので切れて外れる心配はありません。


 


中間部分の両端は印伝を使っています。


 


かなり厚くなったので縫いにくくて縫い目がぐちゃぐちゃです。


 


 


作り始め


 


完成







一番の工夫はこちらで、プラスチックのパーツのオスとメスを両端にそれぞれ使って、外してから両端を差し込んで止めることができるようになっています。


カメラ取り付け部ももちろんオスメスの組み合わせなので結んで短いストラップとして使うことができます。


輪っかにした状態の中間部分をこの短いストラップにくぐらせてちょっとぶら下げるという場合にも使うことができます。








ところが最近ネットオークションを見ていましたら同じ仕組みのものを作って売っている人がいます。








樹脂のパーツはより頑丈なもので縫製もしっかりしています。








ただ、中間を取り外して使うことができるという仕組みは全く同じです。


 


 


レザーの長めのサルカンが作られているのは良い工夫です。



 

 


 


こちらのものは一旦ギター用のストラップとして作ったものを作り変えたとのことですが、他にも色や幅のヴァリエーションがあるようです。


手作りなので材料があればステッチの色なども要望に応えられるようです。


オプションでイニシャルも入れられるそうです。


 


私も作って売ろうかなあと思ってしまいました。


 


 


ただ、これだけの厚さのレザーは我が家のミシンでは歯が立たないのでもう少し柔らかい取り回しのしやすいものにします。