いつもコメントをくださる middrinn さんが知らないとおっしゃったので本棚から引っ張り出しました。
昔は几帳面でカバーをかっちりとかけて背に書名を書いていたので探すのは簡単です。
創元推理文庫の『歯と爪』という推理小説です。
随分昔に読んだので内容はすっかり忘れてしまいましたが、返金保証というのは珍しいので覚えていました。
ここまで読んでやめることができれば(出版社に送れば)代金を返してくれるというわけです。
読みましたけどね。
これが原書だそうです。
原書では書店で対応すると書いてあります。
1981年2月 8版 とありますからその年か翌年くらいに買ったのだと思います。
推理小説としては今では古いかもしれませんが、そこそこ売れているのでしょう。
訳者は同じ大久保康雄さんですから刷りを重ねているのでしょうね。
大久保さんの訳はスタインベックの作品で親しみました。
昔は最近読んだ本のようなお粗末な翻訳はなかったような気がします。