先日回収の告知に応じて返品した商品の代金が返されました。










封をされた袋の中に現金が入っています。








出先で開封したのでペーパーナイフがなく、ハサミで開けます。


さすがと思ったのは、封筒のベロの部分全部には糊がついていないことです。


封筒というのはこのようにペーパーナイフなどを挿入する部分を糊付けせずに残しておかなければなりません。


一流企業はさすがです。











硬貨はさすがに新しいものではありません。


金融機関や日銀もそこまでは対応しきれないでしょう。


 


それは仕方がありませんね。


仮にこの処理を千件行わなければならないとすると、それぞれの硬貨を千倍の枚数用意しなければなりません。


 


中に入れる現金を複数の目で確認し、残った金額が間違いないかも確認しなければなりません。


 


昔、給料が現金で支給されていた頃は各会社ではまずどの硬貨が何枚必要かを算出し、間違いないように袋に詰めたはずです。


帳尻が合ったとしても、例えばある袋に千円紙幣を一枚多く入れ、ある袋には一枚少なく入れてしまったということがないとは言えません。


 


郵便為替などにしないのは郵便局に出向く手間をかけさせないようにということでしょう。






それにしても商品代金のうち資生堂の売上になるのはどのくらいなのかわかりませんが、この金額よりだいぶ少ないはずです。


処理の手間や商品の廃棄の手間も合わせて考えると大変な損失です。


食品ではないですし、使用しても問題ないということなので健康被害が出るわけではないでしょう。


 


大企業の責任というのは大変だなと思います。