ワインと言えば赤と白、それにロゼと相場は決まっていますが、最近黒ワインというものを知りました。






産地は限定されていてフランス南部ロット県のカオール地方です。
使われる葡萄はマルベックという種類で、これを 70%以上使う事になっているそうです。
マルベックの特徴は果皮が厚く色囲が非常に濃い事、それにタンニンが非常に多い事です。
若いワインはブルーベリーやヴァイオレットに例えられる、花や化粧品のような強い香りがあります。




色はもちろんいわゆるブラックではなくて煮詰めたブルーベリーのような色です。




赤ワインと聞いて思い起こす色より非常に濃い色です。




グラスの向こう側はもちろん見えません。




澱も多いです。




注いだグラスを並べてみるとこんな感じです。

味わいは非常にフルーティでタンニンの味が確かに感じられます。
熟成させるとどれほど深い味わいになるかと想像せずにはいられません。


日本ではこのそのものズバリのネーミングの "Noir" (ノワール)と産地の名を取った "Cahors"(カオール)の二つのブランドがよく知られているようです。

ワイン好きの方、まだ味わった事がないようでしたらぜひいかがですか?