昨日行ってみたところ千葉市若葉区の泉自然公園は大雨の影響で閉園していましたが、今日 HP でチェックしましたところ一部開けるとあったので行ってみました。
駐車場は無料でしたが、駐車場から下の菖蒲田などへ降りることはできません。
これでは見るところがないではないかと思いながら仕方がないので周囲を観察しました。
駐車場から見えるだけでもかなり木が倒れています。
カマキリの卵ではないかと思うのですが、どういう種類なのかわかりません。
ツクバトリカブトです。
以前案内板でこの園内にあることは知っていたのですが、見たのは初めてです。
ドクウツギやドクゼリと並んで日本三大有毒植物の一つとされ、トリカブトの仲間は日本には約30種が自生している。
花の色は紫色のほか、白、黄色、ピンク色など。多くは多年草である。
沢筋などの比較的湿気の多い場所を好む。
トリカブトの名の由来は、花が古来の衣装である鳥兜・烏帽子に似ているからとも、鶏の鶏冠に似ているからとも言われる。
英名の"monkshood"は「僧侶のフード(かぶりもの)」の意。
塊根を乾燥させたものは漢方薬や毒として用いられ、烏頭(うず)または附子(生薬名は「ぶし」、毒に使うときは「ぶす」)と呼ばれる。
本来、「附子」は球根の周りに着いている「子ども」の部分。
中央部の「親」の部分は「烏頭(うず)」、子球のないものを「天雄(てんゆう)」と呼んでいたが、現在は附子以外のことばはほとんど用いられていない。
俗に不美人のことを「ブス」というが、これはトリカブトの中毒で神経に障害が起き、顔の表情がおかしくなったのを指すという説もある。
ヨーロッパでは、魔術の女神ヘカテーが司る花とされる。
ギリシア神話では、地獄の番犬といわれるケルベロスのよだれから生まれたともされている。
狼男伝説とも関連づけられている。
主な種
ハナトリカブト
カワチブシ
ハクサントリカブト
センウズモドキ
ヤマトリカブト 分布は関東西部、中部地方東部。
ツクバトリカブト
キタダケトリカブト
レイジンソウ 分布は関東地方以西、四国、九州、朝鮮
アズマレイジンソウ 分布は東北、関東、中部地方
ヨウシュトリカブト 模式種
タンナトリカブト
エゾトリカブト アイヌが矢毒に用いた
ホソバトリカブト
オオレイジンソウ
ダイセツトリカブト
(トリカブト:Wikipedia)
イヌショウマ
見頃は過ぎましたが、シャクナゲです。
木蓮の上の方にカタツムリがいました。
ススキをまじまじと見ることはあまりないですね。
帰るときに気づきましたが、入り口のゲートから左方向、桜のある草原までのルートと草原は入れたようです。
全面的に再開するのはまだ当分かかるのかもしれません。
帰る途中、カラスウリに気がつきました。
黄色くなるのはキカラスウリという別の種類だそうです。