オペラに続いて映画版を鑑賞です。
1936年、MGM 映画。
グレタ・ガルボの最高の演技という評価で、アカデミー主演女優賞を獲っています。
役柄にふさわしく、美しいですね。
当時のハリウッド女優は眉がとても細いのですね。まあ、ロバート・テイラーなどもそうなのですが。
だんだん具合が悪くなっていく様子、事切れる直前の様子、演技はさすがですね。
タイトルの “Camille” はフランスの人名で、ヒロインの通称でもあります。
’21年版の映画も同じタイトルで製作されています。
オペラよりは原作に近く、歌もありません。
歌はありませんがオペラのメロディーが所々使われています。
椿は冒頭のシーンから登場しアクセサリーとして使われますが、モノクロ映画なので赤と白の使い分けはありません。
グレタ・ガルボもロバート・テイラーもピアノを弾くシーンがありますが、手元は映っていないのでわかりませんがロバート・テイラーは自分で弾いているかもしれません。
調べてみるとチェロを学んだようで、ピアノが弾けても不思議ではありません。
この作品以外では『哀愁』がよく知られていますね。相手はヴィヴィアン・リー。当時の女優たちからのオファーが多かったらしいです。
今はワーナーのロゴが最初に流れますが、続いてこれが流れます。