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John Williams のスコア [楽譜]

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ジョン・ウィリアムズのフルスコアを以前二曲買いました。

 

一つは ’84 の2度目のロサンゼルスオリンピックで披露されて今でも演奏される『オリンピック・ファンファーレとテーマ』、もう一曲は『スター・ウォーズ』の組曲です。

 

 

ジョン・ウィリアムズ・オーケストラ・スコア 「スター・ウォーズ」組曲/ハル・レナード社

ジョン・ウィリアムズ・オーケストラ・スコア 「スター・ウォーズ」組曲/ハル・レナード社

  • 出版社/メーカー: ハル・レナード社
  • 発売日: 2013/09/11
  • メディア: 楽譜

ジョン・ウィリアムズ・オーケストラ・スコア オリンピック・ファンファーレとテーマ (1984年 ロサンゼルス・オリンピック)

ジョン・ウィリアムズ・オーケストラ・スコア オリンピック・ファンファーレとテーマ (1984年 ロサンゼルス・オリンピック)

  • 作者:  
  • 出版社/メーカー: ヤマハミュージックメディア
  • 発売日: 2015/11/23
  • メディア: 楽譜

今価格を見ると『オリンピック・ファンファーレとテーマ』の方がずっと高いですね。

 

いつか Finale に入力したいなと思ってはいたのですが、全然手付かずです。

入力するだけなら著作権の侵害にはあたらないと思いますが、それをプレイバックしたものをここにアップしたりすると問題です。

 

 

悠々自適になったらやってみましょうかねぇ。

 

昨日の記事を書きながら YouTube を視ていると、ないだろうと思っていたベルリン・フィルによる『帝国のマーチ』がありました。

指揮はラトルで、野外コンサートでの収録です。

全曲ではなくて途中でフェードアウトします。

パユは少しだけ映ります。

とても意外でした。

 

ベルリン、フィルはもちろんとても上手いですが、ウィーン・フィルの方が熱気を感じますね。

『帝国のマーチ』が始まると拍手が起こりますし、終わったときはスタンディング・オベーションですし。







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古関裕而:『オリンピック・マーチ』 [楽譜]

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先日の映画を観る以前からこの曲は名曲だなと思っていたのですが、取り寄せたスコアの解説にも古関さんが会心の作と言っていたことが紹介されていました。

 

 

大会終了後「あの曲の作曲者は誰か」という問い合わせが多く寄せられたそうです。

 




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代表作として『スポーツショー行進曲』『栄冠は君に輝く』も挙げられていますが、そのとおりです。

この曲や高校野球のための曲『栄冠は君に輝く』はとても清々しく気持ちを鼓舞する気分に溢れています。




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調性は変イ長調。

吹奏楽ではよく使われる調です。

inB♭の楽器は変ロ長調、inE♭の楽器はへ長調、inFの楽器は変ホ長調になります。

 

楽器編成は次の通りですが、校訂者の松木敏晃氏(陸上自衛隊中央音楽隊)によれば

 Contrafagott と Bass Saxophone は標準的な楽器ではないので Tuba に補足のための音を追加

 E♭Altohorn を F Horn に変更

とのことです。

 

 

なお、Harp, Glockenspiel, Chimes は当初からオプションとされていたとのことです。

上の写真の曲の冒頭にスペースがあるのはハープにグリッサンドのような音形があるためです。

 



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当日は陸上自衛隊音楽隊2個隊(105名x2)、航空自衛隊航空音楽隊(70名)、警察音楽隊(115名)、消防庁音楽隊(100名)、海上自衛隊音楽隊(70名)の総勢565名で演奏されたそうです。

 

 

この曲は著作権が生きていますので演奏用パート譜はレンタル(全音楽譜出版社)だそうです。






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J. S. Bach を3点 [楽譜]

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今日から明日にかけて ふたご座流星群 が見られるそうですが、今朝出かける途中で一つはっきりと流れ星を見ました。

運転中だったので何かを願うことはできませんでした。

 

 


先日 muramatsu に行った時に楽譜とCDをいくつか求めました。

 

楽譜は三曲ですが、最近新しく出る曲集を見ても新味がなくて先日取り上げたような一部を入れ替えて新しく出すなどというものがあるので、作曲家別の棚を端の方から見て行きました。




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こちらは別の版を既に持っているのですが、ウィーン原典版とあるので手に取りました。

 

 



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パウル・マイゼンが監修した、無伴奏チェロ組曲のフルート編曲版にも収められているのですが、確かに関連するものがあると感じます。

 

チェロ組曲の方は楽器の指定はなく、中には現在のチェロではそのままの調弦では演奏が難しいものがありますし、ヴィオラを大きくしたような、腕に抱えて演奏する楽器のためのものではないかとも言われています。

 

 

 

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この曲、私にはレヴェルが高いのですが、吹いているとなんだか無の境地になるのです。



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こちらはパート譜ですが、パート譜を売っているのはちょっと珍しいです。

 





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『ブランデンブルグ協奏曲第五番』。

チェンバロ協奏曲のような趣もある曲ですが、フルートの見せ場があります。

スコアは持っているのですが、パート譜はないので求めてみました。




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こちらはちょっと珍しい編曲で、オルガン曲の『トッカータとフーガニ短調』と『半音階的幻想曲とフーガ ニ短調』(ロ短調に編曲)で、フルートソロで演奏するための編曲です。




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これもオルガンの楽譜はあるのですが、フルート一本でというのは演奏効果の点ではちょっと物足りない感じがします。

 



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たまたま先日レッスンの前にピアノで昔覚えたこの曲を少し弾いていたので、つい懐かしくなりました。

しかしこれ、本当に演奏に使うならせめてピアノ伴奏を加えてできればピッコロも持ち替えるようにした編曲であってほしいですね。



やる気が湧いたら自分で編曲してみましょうか。




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超広角ズームで今日の練習場所を。




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以前はこの右側の座席がある方で練習していたのですが、響きすぎると感じていたので最近裏でやっています。

 

座席がある側は以前取り上げましたように少し明るさが足りないので譜面台に取り付けるライトが必要なのですが、裏は機器などの操作を行う部屋なので明るさは十分です。

最初からこちらでやれば良かったようなものです。




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この位置で吹くと客席側にも音が回って適度な反響が得られてちょうど良いです。

 

 

練習に励むのみです。





 

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戦時加算:著作権 [楽譜]

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次の発表会では普通フルートでは取り上げない曲をと思っています。

 

もともとフルートのための曲ではないのですが、イギリスの Ralf Vaughan Williams (1872.10.12 -1958.8.26.)の曲ですが、気をつけなくたはならないのは著作権です。

著作権が生きている曲ですと勝手に編曲することはできないからです。

 

映画は公表後70年ですが、音楽などは著作権者が亡くなった年の翌年の初めから 50年です。

なのでもし元旦に亡くなったのだとすると丸一年保護される期間が長いことになります。

 

ヴォーン・ウィリアムズは1958年に亡くなっていますので普通であれば2008年の終わりまでが保護期間です。

しかしアメリカやイギリスその他の国(第二次世界大戦の連合国)の作曲家の作品に関しては「戦時加算」というものがあります。

イタリアやドイツなどの「枢軸国」の作曲家に関してはそれはありません。

 

詳細は Wikipedia を参照していただきたいのですが、簡単に言いますと戦争期間中は日本は敵国の作曲家の著作権を保護していなかったからその期間分通常より保護期間を長くするというものです。

その期間はいつ作曲されたのか、いつ作曲家が亡くなったかによって計算が異なりますが、単純な例では約10年と5ヶ月加算されることになります。

 

ヴォーン・ウィリアムズがその対象になるのだとすると2019年の五月までということになります。

しかし、今回取り上げようとする曲が作曲されたのが1954年、作曲家の没年が1958年でどちらも第二次世界大戦後です。

なのでこの作曲家に関しては著作権は消滅しています。

 

ふう。

 

 

明日の朝の更新はお天気次第です。




 

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良いところもあるのに [楽譜]

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昨日もちょっと触れましたし以前取り上げたこともあるこの曲集ですが、結構使っている人は多いようです。

写真は先日触れました問題の二冊目の旧版です。

 
 
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先に特徴をまとめますと、普通とは逆でフルート用の譜面が一冊の本として製本されていて、ピアノ用の譜面が取り外せるようになっています。

 

 

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フルート用の楽譜は譜面だけでなく写真のように曲の解説や奏法のアドヴァイスが収録されていて、ちょっとした教則本のようです。




今回このページを撮影していて気がついたのですが、「ホラ・スタッカート」の作曲者がなぜかハイフェッツになっています。

しかも D. ハイフェッツ。

作曲者はディニーク(Grigoraş Dinicu, 1889 ~1949)。

ルーマニアのヴァイオリニストで作曲家です。

 

 

高名なヴァイオリン奏者のハイフェッツはヤッシャ・ハイフェッツですので、これは誤りです。




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これは英語表記を見れば理由がわかりますが、作曲:ディニーク、編曲:ハイフェッツ としてあるのにをそれを間違っているのです。



困ったものです。

 

 

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模範演奏とカラオケが収録されていますが、カラオケには小さくフルートが収録されていますのでデモなどで使うことはできませんし、出版社の Q&A によりますと著作権の問題で人前での演奏に使うことはできないのです。

 



また教則本的に使えるのは良いのですが、厚いので折りたたみ譜面台にのせると不安定ですし、昨日取り上げましたように閉じてしまいがちなのです。




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ピアノ譜は厚くならないようにしたのか紙が薄く、裏側のページが透けて見えてしまっています。

これはとても見づらいですし、こんな印刷は他では見たことがありません。

 

最後に先日疑問に思った点を出版社に問い合わせた結果に触れます。

この本が事実上絶版になって6曲を入れ替えたものが「フルートのしらべ2」として出版された点です。

 

そのまま引用することは避け、要点をご紹介します。

 著者・編集者の意見に読者からの要望などを勘案して決定している。

 旧版を持っていない人や新規に購入してもらうについて新曲だけでなく人気の高い曲が収録されていることも重要な要素であるため

こうした、とありました。

 

当方が疑問に思って質した

 旧版を持っている人は困る。

 6曲だけで或いは他の曲も収録して全く新しい曲集として出すことはなぜしなかったのか

という点には全く答えていません。

 

定番曲などが必要なら旧版はそのまま残せば良いわけですから、事実上絶版にしてまで入れ替えたということは旧版の6曲を継続して収録することができない理由が何かあったのではないかと思えてくるわけです。

 

6曲を眺めても特に問題があるとは思えないのですが、どういう理由があるのでしょう?

前回指摘した問題の曲をもう一度列挙しますと、

 ブラームスの子守歌

 メヌエット(ボッケリーニ)

 ト長調のメヌエット(ベートーヴェン)

 メヌエット(ペッツォルト)

 アヴェ・マリア(バッハ&グノー)

 アヴェ・マリア(シューベルト)

が外されて

 タンゴ(アルベニス)

 踊る人形(ポルディーニ)

 ハバネラ形式の小品(ラヴェル)

 亜麻色の髪の乙女(ドビュッシー)

 春の歌(メンデルスゾーン)

 愛の喜び(クライスラー)

が収録されています。

 

 

新たな6曲は確かに良い曲ですが、重ねて言いますがこの6曲だけのために新版を買う気は起こらないのです。



旧版と一冊目の中には明らかな誤りがあり、それは以前電話で指摘しました。

 

どうもこの出版社には信頼が置けません。


 



 

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「パリの散歩道」 [楽譜]

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以前取り上げました上野由恵さんの CD に収録されていた「パリの散歩道」ですが、初めて聴いたのはフィギュアスケートででした。




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どういう曲なのかと調べましたら Gary Moore というギタリストの曲であることがわかりましたが、フルートとピアノ用の楽譜はありません。

上野さんは muramatsu の講師ですので muramatsu に問い合わせてみましたところ上野さんに聴いてみていただけたようですが、出版されている楽譜はなくて出版の予定もないとのこと。

録音のためのオリジナル編曲なのですね。




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手に入る楽譜はオリジナル演奏のバンドスコアやピアノソロの楽譜です。




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譜面を見るとメロディーラインはシンプルで調も平易、構成も凝っていません。

 

上野さんの演奏はテンポが遅めで編曲と相俟って詩情あふれるものになっています。

 

オリジナルは聴いていませんが、多分かなりイメージが違うでしょう。

 

自分用に試しに編曲してみようかなあと思っています。

人前では使えませんが。


 

 




 

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F. X. Mozart [楽譜]

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muramatsu に行って楽譜でもゆっくり見ようと思ったのですが、なんと今日から夏休みです。

仕方がないので同じ丸ノ内線沿線の FMCフルートマスターズ、アカデミア・ミュージックに行ってみました。

 

アカデミア・ミュージックではサマーセールを行っていて、一部を除いて楽譜は二割引(現金の場合。クレジットカードは一割引)で、くじ引き(三千円以上購入の場合)もできます。

 

そんなに買いませんでしたけど。

 

 

輸入楽譜専門で、フルートの楽譜だけではないですし、あまり一般的なものはありません。

 

そんな中、端から見ていくとあまり見たことがないモーツァルトの息子の作品がありました。




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フルートとピアノのための作品で、お父さんはこういうものは書きませんでしたね。

 

 

ざっと見たところそれほど難しそうではありません。




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お父さんは 1756年生まれで 1791年(12月)没。

この Franz Xaver Wolfgang Mozart は次男でお父さんの死の四ヶ月前に生まれています。

ピアノ協奏曲、ピアノ・ソナタ、ポロネーズ、ロンド、変奏曲などを作曲していますが、1820年頃から演奏に専念するようになりました。

 

お兄さん(その前に赤ん坊のうちに死んだ兄あり)の Karl Thomas は 1784年生まれで 1858年没。

1805年に音楽を学ぶことを決心しますが、前途有望と思われたものの三年目には音楽の道を断念します。

 

映画『アマデウス』に登場する子はこの子(7歳)ですね。

 

どちらも生涯独身であったために W. A.モーツァルトの血筋は絶えました。




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夏が戻ってきました。

 

明日は朝からお墓に行くので更新はお休みします。

 
 


 

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そんなんありか [楽譜]

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先日映画を観に行った時に同じショッピングセンターの中にある楽器店に立ち寄ってみました。

こちらは CD などは置いていない本当の楽器屋さんです。

楽譜もあります。

千葉そごうの山野楽器より楽譜はずっと多く、管楽器、弦楽器、ピアノも並んでいます。

楽譜を色々見ていましたら使っている楽譜のシリーズの新しいものと思われるものが並んでいました。

 




フルートのしらべ ピアノ伴奏に合わせて1人でも楽しめる、究極の25曲(CD2枚付き)

フルートのしらべ ピアノ伴奏に合わせて1人でも楽しめる、究極の25曲(CD2枚付き)


収録曲を見てみますと

一冊め

 

 ポロネーズ(J.S.バッハ)

 メヌエット「ディヴェルティメント」より(モーツァルト)

 ノクターン 第20番[遺作](ショパン)

 子犬のワルツ(ショパン)

 タイスの瞑想曲(マスネ)

 メヌエット組曲「アルルの女」より(ビゼー)

 くまんばちの飛行:歌劇「サルタン皇帝の物語」より(リムスキー=コルサコフ)

 白鳥組曲「動物の謝肉祭」より(サン=サーンス)

 ユーモレスク(ドヴォルザーク)

 シチリアーノ(フォーレ)

 夢のあとに(Gフォーレ)

 愛の挨拶(エルガー)

 私のお父さん:歌劇「ジャンニ・スキッキ」より(プッチーニ)

 誰も寝てはならぬ:歌劇「トゥーランドット」より(プッチーニ)

 月の光「ベルガマスク組曲」より(ドビュッシー)

 ジュ・トゥ・ヴ(サティ)

 チャルダッシュ(モンティ)

 美しきロスマリン(クライスラー)

 亡き王女のためのパヴァ-ヌ(ラヴェル)

 イパネマの娘

 美女と野獣

 早春賦

 さとうきび畑

 涙そうそう

 千の風になって

 

二冊目は

 故郷

 浜辺の歌

 この道

 グリーンスリーヴス

 ダニー・ボーイ

 シシリアーノ(J.S.バッハ)

 ノクターン(ショパン)

 小舟にて(ドビュッシー)

 歌に生き、愛に生き:歌劇「トスカ」より(プッチーニ)

 ハバネラ:歌劇「カルメン」より(ビゼー)

 妖精の踊り(バッツィーニ)

 エストレリータ(ポンセ)

 マドリガル(シモネッティ)

 夢(ドビュッシー)

 ヴェニスの謝肉祭(ジュナン)

 ホラ・スタッカート(ディニーク)

 ヴォカリーズ(ラフマニノフ

 ブラームスの子守歌(ブラームス)

 シューベルトの子守歌(シューベルト)

 メヌエット(ボッケリーニ)

 ト長調のメヌエット(ベートーヴェン)

 メヌエット(ペッツォルト)

 アヴェ・マリア(バッハ&グノー)

 アヴェ・マリア(シューベルト)

 アヴェ・マリア(ヴァヴィロフ)

 

新しいものの目次を見て驚いてしまいました。

最後の六曲を入れ替えたというのです。

 故郷

 浜辺の歌

 この道

 グリーンスリーヴス

 ダニー・ボーイ

 シシリアーノ

 ノクターン

 小舟にて

 歌に生き、愛に生き

 ハバネラ

 妖精の踊り

 エストレリータ

 マドリガル

 夢

 ヴェニスの謝肉祭

 ホラ・スタッカート

 ヴォカリーズ

 シューベルトの子守歌

 アヴェ・マリア(ヴァヴィロフ)

 タンゴ(アルベニス)

 踊る人形(ポルディーニ)

 ハバネラ形式の小品(ラヴェル)

 亜麻色の髪の乙女(ドビュッシー)

 春の歌(メンデルスゾーン)

 愛の喜び(クライスラー)


 

太字が異なる曲です。

 

しかしこれはどうしてなのでしょうね。

新しく収録された曲をやってみたかったら多くが既に持っている曲であるのにこの曲集を買えというのでしょうか?

 

新しい六曲に何曲足してダブらないようにすることはできなかったのでしょうか?

 

 

Amazon ではどういうわけか古い方がたいそう高い値段で売っています。

 

やれやれ。

 

 

 

明日は母の通院の日なので朝の更新はお休みします。


 

 

 



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アカデミアにて [楽譜]

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急ぎの用ではなかったのですが、明日は休業日なのでアカデミア・ミュージックと FMCフルートマスターズに行ってきました。





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フルート関連では欲しい楽譜はなかったのですが、チャイコフスキーのスコアを二冊。




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フルート関連では欲しい楽譜はなかったのですが、チャイコフスキーのスコアを二冊。

四番のスコアは昔買ったはずですが、行方が分からないので新たに。

 

四番を作曲する前にメック夫人をパトロンに得ることができ、この曲はメック夫人に献呈されています。

 

ついでに『くるみ割り人形』(組曲)のスコアも。

 

チャイコフスキーの名前は今はこのように綴るらしいです。




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さてこちらはフルート吹きは知らないと思いますが、ヴォーン・ウイリアムズの Bass Tuba Concerto のピアノ伴奏版です。

 

 

この曲の初演をしたフィリップ・カテリネット(オーケストラはロンドン交響楽団、指揮はサー・ジョン・バルビローリ)の手記が最近の “PIPERS” に二回にわたって連載されていました。

 

 

録音はいくつかありますが、名園はフィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブルのメンバーであったジョン・フレッチャーの録音がお勧めです。

 

V・ウィリアムズ:交響曲全集IV 交響曲第5番&バス・テューバ協奏曲

V・ウィリアムズ:交響曲全集IV 交響曲第5番&バス・テューバ協奏曲

  • アーティスト: プレヴィン(アンドレ),ヴォーン=ウィリアムズ,ロンドン交響楽団,フレッチャー(ジョン)
  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN
  • 発売日: 2007/08/22
  • メディア: CD

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第二楽章はとても美しいので(第一楽章と第三楽章はいまいち)、ユーフォニウムやファゴット、チェロで演奏されることがあるとのことですが、オクターヴをいじればフルートでも良いと思います。




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作曲者のフルネームはレイフ・ヴォーン・ウイリアムズで、 Ralph は普通はラルフですが本人がレイフと発音すると言っていたそうです。




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店頭では気づかなかったのですが、電車の中で読んでいるとドップラーの新しいものが出ているようです。




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誤りを正したのだとか。

ちょっと気になります。

 

FMCフルートマスターズでは特に収穫はありませんでしたが、25周年記念のゴールドがあったので少し吹かせてもらえました。

 

その時の様子はこちら

ゴールドはとても鳴らし易く良い音色を持っています。

 

買えないのが悲しいです。

 

 

Ag997 の管厚 0.35 のモデルが試奏できましたが、私の970 0.4 のものより少し軽く、音色も明るいのが印象的でした。

 

シルバーの記念モデルがあればよかったですが、来月の山野楽器の Flute World に期待です。

 
 


 

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こんな書き方:チャイコフスキー:交響曲第6番 [楽譜]

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このところちょっと必要があってチャイコフスキーの交響曲を聴いています。

聴くといっても最近は映像での鑑賞です。

 

今回は人気の三曲を収録した(編集ですが)DVD を持ち出します。

それにしてもカラヤンの映像はどれも画質がイマイチです。

音質は悪いとは言いませんが特別良くもありません。




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一番好きなのは演奏したこともある(フルートではありませんが)4番ですが、6番も人気があってカラヤンも何度も録音しています。

 

 

今回はスコアも新たに購入しましたが、全く知らなくて驚いた点があります。

 

 

第四楽章はご存知の方も多いと思いますが、弦だけで奏でられ、なんとも言えない不安な感じで始まります。

 



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この部分をスコアで見てみると何か変です。

Finale で入力してみたのが次の楽譜のヴァイオリンからチェロまでの部分ですが、この部分だけを見てすぐあれをイメージできる方は多くはないと思います。

 

解説を読んで合点がいきましたが、チャイコフスキーはあえて音を交互にパートに割り振っているのです。

当時のオーケストラの楽器配置は向かって左に第一ヴァイオリン、右に第二ヴァイオリンという具合だったそうで、音が左右に振れるような効果を生んだらしいのです。

それが一層不安定な感じを感じさせるとも。




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これをピアノ譜に纏めたのが下の大譜表ですが、これなら耳で聴いた通りです。

 

唸ってしまいました。

 

 


 

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