カップ展@gallery ten [アート]
大川和宏さん(千葉)
自由でおおらかな作風の大川さんのカップは見て楽し使って楽し♪
在廊日:1日(日)
久世礼さん(千葉)
クスっと笑みがこぼれる礼さんのカップは見て楽し使って楽し♪
在廊日:1日(日)
長谷川正治さん(千葉)
少年の気持ちになれる長谷川さんのカップは見て楽し使って楽し♪
松浦香織さん(静岡)
シュールでナンセンスな松浦ワールドの絵や刺繍は見て楽し使って楽し♪
山崎裕理さん(石川)
かわいくて優しくなれる裕理さんのカップは見て楽し使って楽し♪
(gallery ten)
今回は説明が手抜きのような...。(一人言)
今年のフィギュリンは猫:Royal Copenhagen [アート]
静かな佇まいの器 [アート]
生誕100年 清水九兵衛/六兵衛 展、清水宏章 朱 展@千葉市美術館 [アート]
ショットグラスも美しい:Baccarat [アート]
萩原千春さんの急須とポットができるまで [アート]
靴と陶器&靴磨きワークショップ:gallery ten [アート]
小高善和さん
千葉県白子町で靴を制作する小高善和さん。
日々、いろんな人のいろんな足に寄り添い、真摯に靴を作る小高さん。
彼の手と精神が作り出した靴は
ただのモノではなく、体調を整える秀逸な道具ともいえるでしょう。
小高さんの靴はリピーターが多い。
それは靴の使い心地も含め評価が高い証拠だと思います。
決して安いものではないのですが、
一度小高さんの靴を履いたら他の靴に違和感を覚えるようになり、
結局そればかり履くことになる。
次は違うデザインがほしい。
また、ソールが減ったり、革が少しのびたり、使い込んでヘタったり、
そんな時も手厚くメンテナンスを施し、さらに長く愛着を持って使えるようになる。
今回は新作も発表します。
会期中毎日在廊し、みなさんの足の悩みや靴づくりのご相談に対応します。
萩原千春さん
千葉県野田市で作陶する萩原千春さん。
ひと昔前までは、自分の作品の行方がわからなかったが、
最近ではSNS等で、自分の器がどのように使われているかを知ることができ、
いろんな人の幸せな食卓の一員になっていることがうれしく思うようになったとのこと。
ますます作陶意欲がわいてくる。
千春さんの器は、一見、何の変哲もありません。
ですが、ただプレーンなだけではない使い手の気持ちを熟知し、
改良に改良を重ね作られたもの。
サイズ感、重量感、厚み加減、ムダをそぎ落とした簡素な造形、
日常づかいに必要な要素が全て入っている。
特に急須は秀逸。
不思議ですが、確実にお茶が美味しく淹れられます。
千春さんの多くの工夫や計算が込められている渾身の作が急須なのです。
千春さん曰く
よい道具は、平凡に見えても その佇まいが醸すのだと。
今後も千春さんの探求は続く。
よりよい道具を作るために・・・。
作家在廊日:1日(金)・4日(月)
(gallery ten)
『靴磨き ワークショップ』
靴磨きのプロ・浅野卓さんのレクチャーを受けながら
靴を長く愛用できるようケアしていく方法を学びましょう。
お一人で、親子で、ご夫婦で、・・・、ぜひご参加ください。
講師:浅野卓さん
日時:4月10日(日) 第一部・13:00~14:00、第二部・14:30~15:30
会費:2000円
(靴磨きと靴に関連したグッズのおみやげがあります)
持参品:お宅にある革靴を一足
(ワークショップで使用する道具等はこちらで準備します)
ご予約:メール(omodan@kfa.biglobe.ne.jp)にて以下の内容でご連絡ねがいます。
なお、メールの返信が届かないことがありますので、設定等をご確認ください。
①お名前
②ご参加人数
③ご希望の時間帯
④代表者の携帯電話番号
⑤交通手段(ex.車、電車など)
<浅野卓さんのプロフィール>
出身:岩手県北上市
経歴:慶應義塾大学法学部→郵政省→プロミス株式会社→日本マクドナルド株式会社→株式会社光通信→独立
2011年に独立し、企業訪問型靴磨き”Astral Tokyo”を設立。
企業訪問に特化した靴磨きサービスは当時東京初、これまでに90000足以上の靴を磨いてきました。
私が靴磨きを始めたのは小学校5年生11歳の時、初めて磨いたのは父の靴です。
私の父は高校の英語教員をしていて、家に帰るとほとんど会話もなく、一緒に遊んだ想い出も数えるほど。
当時の私の悩みは、そんな寡黙な父とどうやってコミュニケーションをとるか?!
それから父の行動を注意深く観察した結果、2週間に一度 日曜日に父がしていた靴磨きに目が留まりました。
「もしかしたら父と話すきっかけになるかも!?」と思い、
見様見真似で靴磨きにチャレンジしました。
その結果は、期待したほどのコミュニケーションの改善にはなりませんでしたが、
寡黙な父がほめてくれたのです。
それまでにないほど父がほめてくれたこと、磨いた靴がピカピカになったことに高揚感を覚えました。
その父の一足がスタートとなり、以来40年以上靴磨きを続け、
当初は趣味であった靴磨きで独立し、最盛期には毎月18社に訪問して靴磨きサービスを提供してきました。
現在は靴磨きサービスのほか、オーダースーツ、M&Aなどの事業も行っております。
2021年から羽田空港”シューシャイン21”の店長業務を受託しています。
(gallery ten)
佐藤尚理さんの器 [アート]
企画展'2203:gallery ten [アート]
佐藤尚理さん
沖縄・南城市で作陶。
長野出身の佐藤さん、沖縄芸術大学で彫刻を専攻。
大学院修了後、そのまま大学で助手を務める。
結婚後、ドイツに渡り、美大研究生として写真を学びました。
帰国しバイトをしながら陶芸をやってみたらおもしろくなり、現在に至る。
自宅を少しずつリノベーションし、変化を楽しみ、順応し、また変化を求める、
そんな佐藤さんの日常も一興。
佐藤さんには可愛らしさとクールさの絶妙なバランス感覚があり、
そこにヤラれてしまう訳ですが、
料理を盛るとたちまちキリっと緊張感が生まれるのも不思議。
マスキングしたり、表面加工をしたり、削ってみたり、
かなりの手の込みようで、彫刻的な要素も感じられる。
ヴィンテージのようなくすんだ色遣いがかえってモダン。
なにか言葉に表せられないくすぐったい魅力の集合体である作品だと思うのです。
(gallery ten)
東京在住の立岩靖久さん主宰の“KORA KAPDA”。
ブランド名の“KORA KAPDA”は、ヒンドゥー語で生機生地、未晒し糸のままの織物のこと。
インドの広大な大地の恵みと伝統が生み出すコットン素材“カディ”の心地よさをストールや服に生かすものづくりをしています。
1930年頃、時代とともに手間のかかるカディよりも当時インドを植民地支配していたイギリス製の機械綿織物布が普及し始めたとき、 インド独立の父であるマハトマ・ガンジー氏によって、インド人が自給して経済的に自立できるようにと“スワデシー(自国製品愛用)”運動を呼びかけました。
“カディ”は、手で糸を紡ぎ、手で巻き取り、手で織る・・・。
生地1メートル分の糸を紡ぐだけで一日かかるとも言われるほど。
しかし、このとてつもない多くの人の手を経てできあがった生地は他にはない優れた特徴をもちます。
糸の撚りが甘いので、肌触りが柔らかく、吸湿性、速乾性が高く、夏は涼しく、冬は暖かく感じられるのです。
そして、手で紡いでいるので、糸の太さが均一でなく、それがかえって表面の独特の表情を生みだします。
洗うと表情も風合いも増します。
さて、このカディは、コットン素材とは言え、膨大な手数をかけて作られる希少なもので、シルクより高価になるものも少なくありません。
インドでは一般市民には手の届かない高級品で、ガンジーの遺志を受け継ぐ布として数多くの政治家たちが着用していますが、一番需要の高いのが日本とのこと。
日本人ほどこの手仕事を評価する民族は他にはいないと言うのです。
これは日本のブームや流行という一言で表すのではなく、価値を認めて“買う”ことで、その素晴らしい作品と技術をすたれさせずに守っていくということを意識したい。
このことは、インドのカディについてだけではなく、我が国の伝統工芸をはじめとする文化全般にも同様のことが言えるでしょう。
このカディの心地よさを一度知ると手放せなくなる魅力があります。
三人展@gallery ten [アート]
佐々木綾子さん
京都で陶器を制作。
ハッとするような美しいスモーキーカラーのシンプルな器。
料理やスウィーツや花など、どんなものもたちまちモダンに引き立ててくれる包容力があります。
くすんだグレーやブルーやピンクは、眼にするだけでも癒しの存在。
シンプルで洗練された器は食卓で大活躍することでしょう。
(gallery ten)
あしゅさん
千葉でバッグを制作する秋山恵理さん。
カラフルに自由に描かれた帆布をバッグやポーチに。
アートを身にまとう楽しさを満喫。
ムダのないフォルムが使い込むほどに体になじんで優しく寄り添う。
薄くて頑丈なバッグはヘビロテまちがいなし。
今回、バッグとともに、エリさんの美大で専攻した版画作品もご覧いただきます。
(gallery ten)
金井ニー奈さん
千葉でテディベアを制作。
よくある目や耳が大きくて鼻ペチャで可愛らしいというベアとは一線を画す、
二―奈さんのベアは、リアルでズッシリと重く肉感があり、まるで生きているクマの赤ちゃんのよう。
それはもはやぬいぐるみではなく、親愛の情がフツフツと湧いてくるようなペットに似た存在です。
ニー奈さんのベアのファンがたくさんおられ、また国内外でのテディベアのコンテストで多くの受賞も納得。