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カップ展@gallery ten [アート]


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恒例の gallery ten の企画展ですが、毎年この時期はカップの特殊です。



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大川和宏さん(千葉)

自由でおおらかな作風の大川さんのカップは見て楽し使って楽し♪

在廊日:1日(日)

 

久世礼さん(千葉)

クスっと笑みがこぼれる礼さんのカップは見て楽し使って楽し♪

在廊日:1日(日)

 

長谷川正治さん(千葉)

少年の気持ちになれる長谷川さんのカップは見て楽し使って楽し♪

 

松浦香織さん(静岡)

シュールでナンセンスな松浦ワールドの絵や刺繍は見て楽し使って楽し♪

 

山崎裕理さん(石川)

かわいくて優しくなれる裕理さんのカップは見て楽し使って楽し♪

 

(gallery ten)

 

今回は説明が手抜きのような...。(一人言)




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カップはいくつもあっても良いなあと思うのです。



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急須やポットも展示されています。



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いわゆる茶碗も。



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陶器市のようです。



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大河さんによれば天然の土ではなくて合成の糖度を使うとのことで、磁器よりも低い温度で時期のような焼き上がりになるそうで、上の写真の下側の、内側がピンクのものと青のものなどがそうです。


またその上の中央やや右寄りの下部がカラフルなものは上が陶器、下が磁器だそうで釉薬で接着しているとのことでした。



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アマビエに見えなくもないですね。



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いくつかをピックアップして窓辺で撮ってみました。



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こちらの方が実物に近い色です。



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ホワイトバランスを電球に合わせたもの。



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カップは見た目が気に入ることも大事ですし、飲物を入れた時の持ちやすさやバランス、土あたりの感じもとても大事です。


飾るために作るもの以外はそうした実用性も考慮しなければならないところが難しいところです。



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今年のフィギュリンは猫:Royal Copenhagen [アート]

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連休初日は冷たい雨でした。

あのパンを買うべく千葉そごにに行きました。

朝一番で行ったので駐車場もそれほど混んでいませんでしたが、お昼頃には入場制限をしていました。


混まないうちに BOOKS & CAFE で休憩です。



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事前に聞いていたのですが、Royal Copenhagen から猫のフィギュリンが発売になりました。

いるものように今年のイヤープレートのモチーフを立体にしたものです。



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現物を見ると、どうもどこかで見たような感じです。



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こちらは加曽利貝塚で 2015年11月に撮ったものです。

毛色が同じだとかなり似ていますね。


真似されちゃったんでしょうか?


まだ降っています。

今夜には止むらしいので明日の朝はまたきれいな水滴が見られることでしょう。


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静かな佇まいの器 [アート]

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千葉市美術館のミュージアムショップにはよく立ち寄るのですが、先日は展覧会関連で焼物がいつもより多く並んでいました。



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これはどこの窯のものか忘れてしまったのですが、僅かに青磁を思わせるような色あいとシンプルな形に惹かれて求めました。




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絵付けもないシンプルなものですが、すっきりとした形がとても好ましいです。



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いい色です。



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万窯とも読めますが、そういう窯はないようです。

今度行ったとき訊いてみましょう。


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生誕100年 清水九兵衛/六兵衛 展、清水宏章 朱 展@千葉市美術館 [アート]

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昨日から始まった展覧会を観てきました。



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『清水九兵衛/六兵衛 展』は7階と8階、『清水宏章 朱 展』は一回のさや堂ホールです。

撮影可だったのは 7階の半分ほどでした。



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建築を学び、陶芸家の娘と結婚して陶芸を始め、やがて彫刻に進みます。

曰く

 土や木は多くを語りたがる、土を焼くことによって収縮することはやむを得ないけれど馴染めない

として金属による彫刻を始めたそうです。



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当初アルミは使えないと思ったがヘアライン仕上げなどを試みるうちにこれだと思ったそうです。



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設計図はフリーハンドでなく、建築を学んだだけあって製図器で描かれます。



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こうした作品はこのような仕上げになっています。



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インタヴューや制作の様子が映像で流されていましたが、制作にはグラインダーなどの道具が使われ、まるで工務店のようです。


屋外に展示されるものなどは石膏などで 1/10 の模型を作り、さらに建物の模型に同じスケールで製作したものを配置して人の目線の位置で見てチェックされていました。 



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こちらは表面に和紙が貼られています。



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ここから一階です。



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説明できませんが、このような造詣にはとても惹かれます。



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また行ってみようと思います。


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ショットグラスも美しい:Baccarat [アート]

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飲まない私にとっては無用の長物のようなショットグラスですが、別にお酒を飲む以外には使ってはいけないと言うことはありません。


左はマッセナ。

フランスの軍人、André Masséna(1758 - 1817) に由来します。ナポレオンの時代の名将です。

1980年発表です。


右はタリランド。

有名な外交官タレーラン(Charles-Maurice de Talleyrand-Périgord 1754 - 1838)に由来します。

カタログで確認できる限りでは 1933年には作られています。



先日取り上げたようなミニチュア瓶の中身を飲もうという時にはいいかも知れません。


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先日右の親知らずがダメになったので歯医者さんで抜いてもらいましたがその時抗生剤と整腸剤を処方されました。

こういう薬を飲むにはぴったりの大きさです。


大は小を兼ねるので例えば Glass Japan のシリーズでもいいですし普通のグラスでもいいのですが、まあちょっと気取ってみたい時にはいいのではないのでしょうか。


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萩原千春さんの急須とポットができるまで [アート]

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gallery ten の Oさんがぜひとおっしゃるので見学することにしました。

萩原さんは千葉県のお生まれで野田に工房を構えていらっしゃいます。

武蔵野美術大学のご出身です。


『萩原千春さんによる急須づくりのデモンストレーション』
ご自由に質問したり見学したりなさってください。
 
私がふだん最も頻繁に使う急須が千春さんの作品。
個人的には、急須やポットなどの注器の造形や質感がおもしろければ使い勝手は二の次でよいと思っているのですが、それでも使いやすいものに手が伸びる。
以前、千春さんの急須を買われた方が、いつものようにそれでお茶を淹れたら、
ご主人が「今日のお茶は美味しいね」とおっしゃったとか。
それは、千春さんの作る急須のパーツや繊細にあけられた茶こしの穴など、
機能性を追求した作りにより、お茶が美味しくなるのは理にかなっているわけです。
千春さんは武蔵野美術大学の陶磁コースで主に急須やポットの制作に関する講義をしています。
急須づくりが陶芸の中でも難しいとされているのです。
そんな急須づくりの工程のデモンストレーションを行います。
ムサビの授業が間近で見られるチャンスです!
より一層美味しいお茶を飲みたくなることでしょう。

(gallery ten)



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本体とパーツはあらかじめ作ったののをお持ちいただきました。


陶土は信楽とのことでした。



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まずは茶漉しを作るところから。

粘土を型に押し当てて形を作ります。



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穴を一つづつ開けていきます。



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穴はこのサイズで 120個だそうです。



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途中まで開けた状態。



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全部開け終わったら両側から串を使って穴の形を整えます。



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注ぎ口を本体に取り付ける作業です。

取り付ける部分をカットします。



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当ててみます。



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内側を本体の形に合わせて削ります。



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取り付け位置を調整します。



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位置が決まったら本体に印をつけます。



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コンパスのような道具でくり抜く位置に印をつけます。



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内側のあたりもつけたらくり抜きます。



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くり抜いたところです。



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茶漉しを先にはめ込みます。

乾燥の程度が異なるので色が違います。



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注ぎ口を取り付ける部分の表面を少し荒らして陶土を溶かしたものを塗ります。

これでくっ付きます。



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取り付け直前。



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付きました。



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この写真ではわかりづらいですが、少しだけ捻ったような位置に取り付けるそうです。

これらのパーツはロクロで作るので回転する向きに歪みがあって、焼成の途中で元に戻ろうとする力が働いて、向きが変わってしまうのだそうです。

それが素地や焼成の具合で違うのだそうですから経験が必要で、それでも全てがぴたりと真ん中に揃うとは限らないのだそうです。



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持ち手を同じように取り付けます。



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内側を削ります。



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注ぎ口の先端を整えます。

こうした部分は乾燥しやすいとのことで時折水で湿らせていました。



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きれいにカットします。



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お茶のキレが良いように整えます。



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こちらはポットの持ち手です。



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取り付ける部分の表面を少し荒らしてから陶土を溶かしたものを塗ります。



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貼り付ける面を整えます。



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くっつけて、周囲に陶土を溶かしたものを塗ります。



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下側も同じようにします。



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最後に塗った陶土をきれいに整えて完成です。



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焼物は焼成すると収縮するところに難しさがあります。

蓋と本体は大きさが違うので別々に焼くと乾燥の具合が異なって合わなくなってしまうそうです。

なので焼成の際は被せて行います。

完全に乾燥するまでに若干の水分の移動があるのだそうです。



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同じ陶土を使っているのに乾燥の具合によって収縮も異なるという、焼物づくりの難しさを教えていただきました。

これに絵付けをするようなものであればさらに難しさがあるのでしょう。


最後に gallery ten で紹介しているエピソード、萩原さんの急須やポットで淹れたお茶は美味しいと言われるのは何故でしょうとお尋ねしましたところ、気に入ったものを買ったという気持ちで丁寧に入れるからではないかというお話がありました。

それは多分ご謙遜と言いますか企業秘密なのではないかと思いすが、今回お話が面白くて聞くのが精一杯であったので語られなかった精緻な工夫があるのではないかと思います。


こうした作品ができる過程を知って飲むお茶は確かに格別な味がすることでしょう。


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靴と陶器&靴磨きワークショップ:gallery ten [アート]

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もうおなじみになった gallry ten の企画展は何度目かの小高さんの靴と私は初めての萩原さんの焼物です。



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小高善和さん

 

 

千葉県白子町で靴を制作する小高善和さん。

 

日々、いろんな人のいろんな足に寄り添い、真摯に靴を作る小高さん。

彼の手と精神が作り出した靴は

ただのモノではなく、体調を整える秀逸な道具ともいえるでしょう。

 

小高さんの靴はリピーターが多い。

それは靴の使い心地も含め評価が高い証拠だと思います。

決して安いものではないのですが、

一度小高さんの靴を履いたら他の靴に違和感を覚えるようになり、

結局そればかり履くことになる。

次は違うデザインがほしい。

また、ソールが減ったり、革が少しのびたり、使い込んでヘタったり、

そんな時も手厚くメンテナンスを施し、さらに長く愛着を持って使えるようになる。

 

今回は新作も発表します。

会期中毎日在廊し、みなさんの足の悩みや靴づくりのご相談に対応します。

 


(gallery ten)



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萩原千春さん

 

 

千葉県野田市で作陶する萩原千春さん。

 

ひと昔前までは、自分の作品の行方がわからなかったが、

最近ではSNS等で、自分の器がどのように使われているかを知ることができ、

いろんな人の幸せな食卓の一員になっていることがうれしく思うようになったとのこと。

ますます作陶意欲がわいてくる。

 

千春さんの器は、一見、何の変哲もありません。

ですが、ただプレーンなだけではない使い手の気持ちを熟知し、

改良に改良を重ね作られたもの。
サイズ感、重量感、厚み加減、ムダをそぎ落とした簡素な造形、

日常づかいに必要な要素が全て入っている。

 

特に急須は秀逸。

不思議ですが、確実にお茶が美味しく淹れられます。

千春さんの多くの工夫や計算が込められている渾身の作が急須なのです。

 

千春さん曰く

よい道具は、平凡に見えても その佇まいが醸すのだと。

 

今後も千春さんの探求は続く。

よりよい道具を作るために・・・。

 

作家在廊日:1日(金)・4日(月)

 

(gallery ten)


四日には制作のデモンストレーションが行われるそうです。



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今回は初めての企画、靴磨きのワークショップが行われます。


『靴磨き ワークショップ』

 

靴磨きのプロ・浅野卓さんのレクチャーを受けながら

靴を長く愛用できるようケアしていく方法を学びましょう。

お一人で、親子で、ご夫婦で、・・・、ぜひご参加ください。

 

講師:浅野卓さん

日時:4月10日(日) 第一部・13:00~14:00、第二部・14:30~15:30 

会費:2000円

 (靴磨きと靴に関連したグッズのおみやげがあります)

持参品:お宅にある革靴を一足

 (ワークショップで使用する道具等はこちらで準備します)

ご予約:メール(omodan@kfa.biglobe.ne.jp)にて以下の内容でご連絡ねがいます。

 なお、メールの返信が届かないことがありますので、設定等をご確認ください。

 ①お名前

 ②ご参加人数

 ③ご希望の時間帯

 ④代表者の携帯電話番号

 ⑤交通手段(ex.車、電車など)

 

 

<浅野卓さんのプロフィール>

 

出身:岩手県北上市

経歴:慶應義塾大学法学部→郵政省→プロミス株式会社→日本マクドナルド株式会社→株式会社光通信→独立

 

2011年に独立し、企業訪問型靴磨き”Astral Tokyo”を設立。

企業訪問に特化した靴磨きサービスは当時東京初、これまでに90000足以上の靴を磨いてきました。

 

私が靴磨きを始めたのは小学校5年生11歳の時、初めて磨いたのは父の靴です。

私の父は高校の英語教員をしていて、家に帰るとほとんど会話もなく、一緒に遊んだ想い出も数えるほど。

当時の私の悩みは、そんな寡黙な父とどうやってコミュニケーションをとるか?!

それから父の行動を注意深く観察した結果、2週間に一度 日曜日に父がしていた靴磨きに目が留まりました。

「もしかしたら父と話すきっかけになるかも!?」と思い、

見様見真似で靴磨きにチャレンジしました。

その結果は、期待したほどのコミュニケーションの改善にはなりませんでしたが、

寡黙な父がほめてくれたのです。

それまでにないほど父がほめてくれたこと、磨いた靴がピカピカになったことに高揚感を覚えました。

その父の一足がスタートとなり、以来40年以上靴磨きを続け、

当初は趣味であった靴磨きで独立し、最盛期には毎月18社に訪問して靴磨きサービスを提供してきました。

現在は靴磨きサービスのほか、オーダースーツ、M&Aなどの事業も行っております。

 

2021年から羽田空港”シューシャイン21”の店長業務を受託しています。

 

(gallery ten)




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ワークショップ参加希望の方は事前にお問い合わせください。

革靴を一足持参とのことですが、履いていくのが革靴であればそれでも良いようです。



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こちらは小高さんの新作です。

レディースです。



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シールバーも人気があるそうです。



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子供用です。



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バブーシュです。



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踵を潰しても立てても使えます。



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お茶が美味しくなるという不思議な急須です。



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青磁のような色あいです。



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きれいな藍色です。



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こういう形ばかりではなくて普通の急須のようなものもあります。



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注ぎ口の形状が独特です。



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釉が艶やかですね。

会期はいつもの通り 14日までです。


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佐藤尚理さんの器 [アート]

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gallery ten の今回の企画展で買ってみました。


作家は佐藤尚理さんですが大層な人気で、今日行ってみたところこの絵柄のシリーズは数点を除いて完売でした。

茶器一点と花器が三点でしたか。



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スクラッチというシリーズやほぼ無地のアイボリーというシリーズのものはまだありました。


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こちらはセットものではありませんが、乗せてみました。



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手元でじっと見ているとじわじわと味わいが出てきます。



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素地の色もいいですね。



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全て一点ものです。



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物語が浮かんでくるかのようです。



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見ているだけで気持ちが浮き立ちます。



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企画展'2203:gallery ten [アート]

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確定申告に行ってきました。

早い人は八時にはもう並んでいました。

受付開始が 8:30、手続き開始が 9:00 でした。

去年より順番は早く、9:30 にならないうちに終わりました。

去年はふるさと納税も行ったので手続きが必要です。


還付金がありますので楽しみです。



さて恒例の gallery ten の企画展です。



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佐藤尚理さん

 

沖縄・南城市で作陶。

長野出身の佐藤さん、沖縄芸術大学で彫刻を専攻。

大学院修了後、そのまま大学で助手を務める。

結婚後、ドイツに渡り、美大研究生として写真を学びました。

帰国しバイトをしながら陶芸をやってみたらおもしろくなり、現在に至る。

自宅を少しずつリノベーションし、変化を楽しみ、順応し、また変化を求める、

そんな佐藤さんの日常も一興。

 

佐藤さんには可愛らしさとクールさの絶妙なバランス感覚があり、

そこにヤラれてしまう訳ですが、

料理を盛るとたちまちキリっと緊張感が生まれるのも不思議。

マスキングしたり、表面加工をしたり、削ってみたり、

かなりの手の込みようで、彫刻的な要素も感じられる。

ヴィンテージのようなくすんだ色遣いがかえってモダン。

なにか言葉に表せられないくすぐったい魅力の集合体である作品だと思うのです。

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会場に新幹線の座席に置いてある "Discover Japan"  がありましたが、この佐藤さんの作品が取り上げられていました。


それだけにいつもの企画展の作品よりはお値段は高めです。



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かなり人気の作家さんで、今日も開店前からしかもかなり遠方からのお客様も含めてたくさんのお客様でした。作品が追加で届きましたが、みるみるうちになくなっていきます。



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KORA KAPDAさん

 

東京在住の立岩靖久さん主宰の“KORA KAPDA”。

 

ブランド名の“KORA KAPDA”は、ヒンドゥー語で生機生地、未晒し糸のままの織物のこと。
インドの広大な大地の恵みと伝統が生み出すコットン素材“カディ”の心地よさをストールや服に生かすものづくりをしています。
1930年頃、時代とともに手間のかかるカディよりも当時インドを植民地支配していたイギリス製の機械綿織物布が普及し始めたとき、 インド独立の父であるマハトマ・ガンジー氏によって、インド人が自給して経済的に自立できるようにと“スワデシー(自国製品愛用)”運動を呼びかけました。
“カディ”は、手で糸を紡ぎ、手で巻き取り、手で織る・・・。

生地1メートル分の糸を紡ぐだけで一日かかるとも言われるほど。
しかし、このとてつもない多くの人の手を経てできあがった生地は他にはない優れた特徴をもちます。
糸の撚りが甘いので、肌触りが柔らかく、吸湿性、速乾性が高く、夏は涼しく、冬は暖かく感じられるのです。
そして、手で紡いでいるので、糸の太さが均一でなく、それがかえって表面の独特の表情を生みだします。

洗うと表情も風合いも増します。

さて、このカディは、コットン素材とは言え、膨大な手数をかけて作られる希少なもので、シルクより高価になるものも少なくありません。
インドでは一般市民には手の届かない高級品で、ガンジーの遺志を受け継ぐ布として数多くの政治家たちが着用していますが、一番需要の高いのが日本とのこと。
日本人ほどこの手仕事を評価する民族は他にはいないと言うのです。
これは日本のブームや流行という一言で表すのではなく、価値を認めて“買う”ことで、その素晴らしい作品と技術をすたれさせずに守っていくということを意識したい。
このことは、インドのカディについてだけではなく、我が国の伝統工芸をはじめとする文化全般にも同様のことが言えるでしょう。

 

このカディの心地よさを一度知ると手放せなくなる魅力があります。


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どうしても自分が関心があるものを中心に撮ってしまいます。



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今日は思いがけず某所でお昼をご馳走になりました。



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移動させたら ひなあられ がちょっと崩れてしまいました。



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おいしいサンドイッチでした。

ごちそうさまでした。


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三人展@gallery ten [アート]

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12月と1月はじっくり見ることができなかった gallery ten の企画展ですが、会期も半ばを過ぎた今日行ってみました。



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佐々木綾子さん

 

京都で陶器を制作。

ハッとするような美しいスモーキーカラーのシンプルな器。

料理やスウィーツや花など、どんなものもたちまちモダンに引き立ててくれる包容力があります。

くすんだグレーやブルーやピンクは、眼にするだけでも癒しの存在。

シンプルで洗練された器は食卓で大活躍することでしょう。

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あしゅさん

 

千葉でバッグを制作する秋山恵理さん。

カラフルに自由に描かれた帆布をバッグやポーチに。

アートを身にまとう楽しさを満喫。

ムダのないフォルムが使い込むほどに体になじんで優しく寄り添う。

薄くて頑丈なバッグはヘビロテまちがいなし。

今回、バッグとともに、エリさんの美大で専攻した版画作品もご覧いただきます。

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金井ニー奈さん

 

千葉でテディベアを制作。

よくある目や耳が大きくて鼻ペチャで可愛らしいというベアとは一線を画す、
二―奈さんのベアは、リアルでズッシリと重く肉感があり、まるで生きているクマの赤ちゃんのよう。
それはもはやぬいぐるみではなく、親愛の情がフツフツと湧いてくるようなペットに似た存在です。
ニー奈さんのベアのファンがたくさんおられ、また国内外でのテディベアのコンテストで多くの受賞も納得。


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今回ちょっと目的があってお皿を探したのですが、ぴったりのものがなかったので見送りとなりました。

次に期待しましょう。


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