傘の廃棄は大変
先日から不用品をまとめて廃棄しているのですが、放っておいた傘が結構大変でした。
市の決まりでは傘は分解してゴミの種類ごとの袋に入れて廃棄するようになっているのですが、その分解がやってみるととても大変でした。
まず、布やビニールを外しますが、骨の先にもパーツがあって糸で止められています。
布は骨一本ごとに何箇所か止められていて、それが骨の本数だけあります。
先端のパーツもその本数だけあります。
その素材もビニール傘はだいたいプラスチックですが、そうでないものでもプラスチックが使われているものがあります。
骨もスチールもありカーボンもありという具合です。
この傘は石突を取り外すことができません。
この部分もプラスチックのものがあります。
この部分も傘によって違います。
グリップもこれは革かレザーが巻いてありますが、竹や木のものもありますしプラスチックのものもあります。
これも回転させれば外れるかと思いましたらだめです。
この傘は逆さに開くタイプで布が外側と内側に張られています。
なので止めている意図の数も二倍です。
これは面ファスナーですが、金属のホックを使ったものが多いです。
金属のホックはカッターナイフや鋏で切り取ります。
ここも簡単にバラすことができません。
素材は硬質プラスチックと柔らかめのプラスチックです。
別の逆さ開きの傘ですが、石突の部分や保年の先端に使われているパーツが異なります。
綺麗に素材に分けるのは至難の業で、糸を切ればするりと分かれるというわけにはいきません。
布はカッターナイフで切りましたが、どうしても残ってしまいますし、内側で骨同士を接続している部分など、水分胃よる錆を防止するためか当て布のようなものもあって、簡単には外せません。
これらを何本もやってかなりうんざりしましたが、昨日担当部署に問い合わせたところ「布と骨に分ければいい」というお答えでした。
余計な手間をかけてしまいました。
しかし問題が一つ出てきました。
折り畳み傘でなければ金属類を捨てるための袋には入りません。
中には 80cm くらいのサイズ(持ち手などは別)のものもありますし。
その点を確認しますと「折ってください」とのことでしたが、人力では傘のあのパイプを折るのは無理です。
多分ゴミ収集車に入らないからでしょう。
粗大ゴミの扱いでもないのですね。
結局、袋をつけてくれれば持ち込みならそのままでも良いとのことでしたので、土曜の午前中にでも持ち込むことにしましょう。
やれやれ。
壊れた傘が放置されているのを見ることがありますが、気持ちはわからないでもないですね。