絵と靴の二人展@ gallery ten [アート]
大分市で制作恒例の企画展です。
今回は待望の小高さんの靴とオリジナル絵画の原画とポストカードです。
向かう途中でシャクナゲを見ました。
今回はいつもの Velvia でなくて Provia で大部分を撮っています。
小高善和さん
ベーシックなデザインながら、
気の利いたアレンジ、革の色や素材感、組み合わせなど、
大きな魅力の靴スタイル。
細かなサイズ展開で作られる既成靴も、微調整可能。
木型を作って何もかもピッタリ作られるフルオーダーはもちろんのこと、
足のデータをとって作られるパターン(セミ)オーダーでも
かなり精度の高いよい靴ができあがります。
一度そんな靴を知ってしまったら
他の靴がはけなくなってしまうという人が続々と増えています。
靴はカラダを支える足に履き、
その靴の良し悪しによって、足→膝→骨盤→脊椎→脳・・・と
多かれ少なかれ健康に関わってきます。
テンで2014年から毎年、企画・展開するには訳があります。
靴はそれほど頻繁に買うものではないのに、一足履いてみると他のがほしくなる。
愛着をもって履いているうちにメンテナンスが必要になる。
小高靴のファンで少しずつ靴を作り足していかれる方にはもちろん、
ご存じない方に、この靴の良さをお伝えしたい。
私自身も含め、小高さんの靴に一年に一度、しっかり向き合いたいと思うからです。
(gallery ten)
まさにこの通りになってしまい、もう一足作って欲しくなっている状態です。
新しい革も入ったとのことでしたので期待をもって訪れます。
こんな革もあるのですね。
前回見てからとても気になっている色です。
このオリーヴもとても良いです。
カフェオレみたいです。
こちらは絵画作品なので著作権に配慮して近接では撮影しません。
北村直登さん
大分市で制作される北村直登さん。
高校時代はブラジルにサッカー留学するほどサッカー漬けの日々。
大学卒業後、フリーターを経て、
子どもの頃から好きだった絵を路上で売るようになり気が付けば画家に。
時折くるチャンスの波にチョンと乗る感じでどんどん世界が広がって今に至る。
サッカー経験からなのか、
メンタルはタフ、やってダメなら止めればよい、前進あるのみという、
潔さと勢いが感じられました。
人との出会いや関係を大切にし、
作品力×人力×ひととなりが人気の秘密なのだと確信しました。
北村さんは、とにかく毎日たくさん絵を描き続ける。
多くのことをやり遂げることが、作家としての自信につながると考え、
そのことはやはり、アスリートが筋トレを続けて体を作っていくことと同様なのでしょう。
ものすごいスピードでどんどん描きあげる。
アクリルやパステルや鉛筆を自在にあやつり
パパパっと鮮やかな絵ができあがる。
キラキラした光が感じられる生き生きとした動物たち。
それぞれに絵のタイトルがついていて
アイロニックだったり、素っ頓狂だったり、クールだったり、
一層、絵が動き出しそうに感じる。
テンでは初の展覧会です。
今回は、原画がたくさん登場。
ポストカードや作品集などプロダクトも、北村ワールドのエッセンスが楽しめます。
(gallery ten)
本体の色だけでなく組み合わせた革やソールの色などの配色もポイントです。
ここから三枚は ETERNA Bleach Bypass で撮っています。
ここからまた PROVIA です。
考えています。
我が家のシャクナゲと少し違います。
一年の1/4が終わってしまいました。
夏が暑くならないと良いですが。