続けて原田マハ [本]
一番の暑さですね。
寝付きは良い私ですが、最近は少し時間がかかります。
朝はずいぶん汗をかいています。
冬もそうなのですが、暑い時期はお出かけ前のシャワーがなくてはなりません。
原田 マハ さんの本を続けて読みましたが、更に二冊買いました。
買ったのは27日ですが、『一分間だけ』は一日で読み終わり、『楽園のカンヴァス』を読んでいます。
内容については Amazon の書評などをご覧いただきたいのですが、表記に感心します。
これはこの前に読んだ『フーテンのマハ』の文章ですが、“まことに” は “誠に” と表記されるのが普通でこの文章のように表記すると直されてしまうかもしれませんが、意味は “本当に” ということなので “真に” が本来の表記です。 “誠” は当て字です。
“享年〇〇歳” と書かれることもありますが、享年というのは “生を享けた年数” という意味なので “歳” はつけないのです。
でも『一分間だけ』では正しく表記されています。
しかしこちらは “歳” がつけられてしまっています。
オリジナルが出た時期にもよるかもしれませんし、文庫化に際して表記を直したということもあるかもしれません。
サイン会などお話しできる機会がもしあるようならお訊きしてみたいものです。
犬好きにはたまらない内容で、特にゴールデンを飼っている人は共感できる点が多いでしょう。
でも小説としては、『本日は、お日柄もよく』に似た点もあるのですが、まだ甘さを感じるところがありますね。
この作家の持ち味はやはり経歴を生かしたアート関連のものによく発揮されると思えます。
今日から読み始めてもう半分読みました。
強くて魅力的な女性が登場するのもこの作者の持ち味かなと思います。
『一分間だけ』の編集長もそうですが、終わりの方に行ってちょっとどうかなと思える展開がありますし、『本日は、お日柄もよく』ではヒロインがどうして才能があると見込まれたのかがよく伝わりません。
この辺とかどちらも病気を使って物語を進めるその進め方がちょっと甘いと感じる部分でもあります。
休憩した場所に咲いていました。
新潮文庫を二冊買ったのでうちわ型の栞をもらいました。
四種類あるようです。
フラワーナイフ:青山フラワーマーケット [道具]
庭の花を切って持っていくことがたまにありますが、そんな時使うのは花屋さんで売っていたナイフです。
ハサミもあるのですが、こちらの方がコンパクトで持ち歩きもしやすく、何より切れ味が良いのでこちらを使います。
胸ポケットなどに挿すこともできます。
鎌のようにカーブしているので使いやすいです。
草花を切るときに大事なのは導管を潰さないようにすることです。
木の枝もそうですが、草の場合も先端から手前に向かって切ります。
枝や花の先を向こう側に、根元や付け根の方を手前にも持ち、向こうから手前に引くように切ります。
その方が力を入れやすく、導管も斜めにきれいに切れます。
切れ味の良いハサミでも良いですが、どうしても枝などに直角に近く切ることになり、ナイフに比べれば導管が押しつぶされがちなので太い枝や硬い枝でなければナイフがおすすめです。
可能であれば切るのは水の中が良いそうです。
空気中で切ると切り口に空気の膜ができて水の吸い上げが悪くなることがあるそうです。
切ったものを長持ちさせるには花屋さんで売っている薬剤を使うか漂白剤を使うと良いそうです。
漂白剤は殺菌作用があるそうなのです。
ものによっては切り口を焼いてしまうそうです。
せっかくの花は長く楽しみたいですね。
吉兆の料理と器 [アート]
春海バカラについて調査中ですが、その一環で吉兆の料理に関する資料を二冊求めました。
一冊めは極めて豪華な内容の本で、吉兆の創業者 湯木 貞一 さんと 辻 静雄 さんの対談で料理について語っているもので、写真は奈良大和路の写真で名高い 入江 泰吉 さんです。
推薦者も豪華です。
バカラの器が写っているページを一つだけ。
もう一冊は吉兆の歴史を辿る集大成ともいうべき内容です。
判型が大きく、写真も見事です。
発行が2015年なのであの事件で注目を浴びた船場吉兆はもう存在していません。
料理と器の説明が載っています。
しかし知りたかった春海バカラや春海商店との関わりについては何も情報は得られませんでした。
調査継続です。
午後の山百合 [花、植物]
朝は雨でしたが、午前中に止みました。
暑くなりました。
涼しいところで本を読みながら冷たいものをいただくのが極楽です。
昨日の午後、明るい時にと思ってまた撮りに行きました。
本数はやっぱりだいぶ少なくなっていて、時期的にもちょっと遅いのでした。
蜘蛛もいますが、蚊もいます。
小さな蜂らしいのもいます。
以前も撮りましたが、神社の境内です。
山百合は裏手です。
終わっているものが多いのです。
曇りの方が都合が良いのですが。
勧められていたベーカリーに行ってみました。
アップルマンゴー。
ブルーベリー。
近々また行ってみようと思います。
イートインコーナーもあります。
ネズミの嫁入り [アート]
以前手作りネクタイを購入しましたが、毎回案内をいただくので足を運びます。
今回はこんなものを。
以前はこんなもの。
縮緬も。
更紗のような柄。
ピッグスキンのプリント柄によく似た柄。
裏地も手作りならでは。
小物もあります。
来年の干支はネズミ。
これが目を引きました。
ネズミの結婚式です。
本物の生地を使っています。
かんざしまで。
帯もちゃんと。
夢があっていいですね。
台風は熱帯低気圧に変わって予報より北側に進路を変えたようですが、明日の朝のお天気はわかりません。
降ったり止んだり [花、植物]
起きた時は曇りで少し太陽も見えましたが、次第に雨粒が落ちてきました。
用心して軒下から撮り始めます。
そろそろ終わりです。
皇帝ダリアの枝にカマキリがいました。
だらけた姿に見えてしまいます。
ランタナはこれからです。
ここで少し降ってきました。
小屋の軒下で雨宿りです。
止んだので再開します。
ブッドレアは今が見頃です。
雲の切れ間から光が射します。
カブトムシはいるかとまた覗き込みましたら、先日のクワガタらしいのがいました。
先日も二匹でした。
ふと見ると虹が出ていました。
この上も少し見えたのですが、広角レンズを取りに行っているうちに消えてしまいました。
空気中に雨の粒(水蒸気)があって自分の後ろから太陽が照らし、背景が雲。
こういう条件の時に虹を見ることができます。
ガーベラは赤と黄色です。
オオヤエクチナシはもう終わりです。
ここでまた降り始めました。
今度は勢いが強いので一旦やめます。
しばらくすると静かになったようなので再開します。
水滴でお化粧しました。
また降り始めました。
今日はこの辺にしましょう。
山百合が咲いていた [花、植物]
そろそろ山百合が咲く頃だと思いポイントの方に回ってみますともう満開でした。
通勤のルートを変えたので気がつきませんでした。
夕方では撮れないので早朝、途中で撮りました。
80mm マクロだけです。
ピークは過ぎたように見えますが、まだきれいなものが多いです。
蚊が多いです。
本数は少なくなったように見えますが、一本に多くの花をつけます。
オオヤエクチナシほどではありませんが、香りが強く漂います。
御成街道沿いで、向こうは大きな旧家です。
まだ咲いたばかりのものもありますので台風で大きな被害を受けなければ来週の半ばくらいまでは十分楽しめそうです。
パイナップルリリー、咲く [花、植物]
まだ日が長いので寄り道せずに帰宅すると写真が撮れるくらいには明るいです。
土曜には台風が来そうなのでちょっと撮っておきます。
バラもぼちぼち咲いています。
パイナップルリリーがようやく咲きました。
ユーコミスともいい、南アフリカが原産だそうです。
球根で増えるようです。
別の場所でも桔梗が咲きました。
色が混じる品種です。
ランタナも次々に咲いています。
白のムクゲもまた咲きました。
今年はカブトムシは出現するかと根元を覗き込みましたら、クワガタがいました。
まだ子供のようです。
オキザリスは葉だけでもきれいです。
日が暮れようとしています。
梅雨明けはもうすぐでしょう。
非常口を確認する [セキュリティ]
練習に使用している施設のうち一つは利用開始時に非常口の案内をくれます。
終了時には返却します。
いつもは改めて確認することはしないのですが、先日事件があったので全部確認しました。
このフロアには四か所あります。
画像左上が地上階につながるメインの階段で、その他は普段は利用者は利用しない部分です。
それらに通じる部分の前にはテープが張られ、関係者以外使えないようになっています。
この部屋には二か所。
この環境で京都の事件のようにメインの出入り口から同じようなことをされたら逃げられないような気がします。
この部屋から逃げるとしたら裏側から出てその近くにあるドアから奥に入って二か所の非常口を利用するのが良さそうです。
そのドアがすぐ開くのかどうかがちょっと気がかりですが。
ガーデニアというらしい:クチナシ [花、植物]
梔子、山梔子とも書きます
ジンチョウゲ、キンモクセイと並ぶ三大香木と呼ばれるそうです。
今までこれを八重のクチナシと書いていましたが、一重のくちなしとは別のオオヤエクチナシという名前がつけられているようです。
中国のクチナシがヨーロッパにわたって改良された園芸品種で、セイヨウヤエザキクチナシとも呼ばれるそうです。
過去の記事に遡って写真を使っていますのでだんだん蕾になります。
こちらは一重。
クチナシの名前の起源ははっきりしないようですが、この実が熟しても割けないので “口” がないというのでこう呼ばれたとも言われています。
日本ではこの花を“未婚の女性”に贈ると「結婚のクチが無い(クチナシ)」と受け取られ、ゲンが悪いという言い伝えもあるようではありますが、多くは良い意味に捉えられているようです。
アメリカでは、男性が女性をダンスパーティーに誘う時、クチナシの花を贈るとされています。
贈られた女性は花を胸元に飾るとか。
花言葉は色々あるようですが、上記のエピソードから
「私は幸せ」「この上なく幸福」「とても幸せ」「幸せを運ぶ」「喜びを運ぶ」
など。
白い色などから
「洗練」「優雅」「夢中」「清潔」
の意味もあるようです。
Wikipedia には
「胸に秘めた愛」
というのも載っています。口がない=物言わぬ というところからでしょうか。
果実にはカロチノイドの一種・クロシンが含まれ、乾燥させた果実は古くから黄色の着色料として用いられた。
また、同様に黄色の色素であるゲニピンは米糠に含まれるアミノ酸と化学反応を起こして発酵させることによって青色の着色料にもなる。
これは繊維を染める他、食品にも用いられ、サツマイモや栗、和菓子、たくあんなどを黄色若しくは青色[5]に染めるのに用いられる。
大分県の郷土料理・黄飯も色づけと香りづけにクチナシの実が利用される。
クロシンはサフランの色素の成分でもある。
乾燥処理したクチナシの果実は、山梔子(さんしし)または梔子(しし)とも称され、日本薬局方にも収録された生薬の一つである。
煎じて黄疸などに用いられる。黄連解毒湯、竜胆瀉肝湯、温清飲、五淋散などの漢方方剤に使われる。
(Wikipedia)