Baccarat Collection '19 [アート]
恒例の展示会が千葉そごうで行われています。
今回はアンティークはなく、新作と復刻版が若干です。
醸造家の監修による新作です。
ワイングラスはかなり大きめです。
デカンタの栓のデザインが凝っています。
水仙という名前がつけられたシャンパンクープです。
シンメトリーでないユニークなデザインです。
GLASS JAPAN という小ぶりなグラスのシリーズの新作です。
以前は鳥獣戯画などもありましたが、今回は魯山人です。
ORIGAMI というシリーズです。
ニワトリ。
鶴が新作です。
ペンギン。
ブタ。
象。
大きさの割にはお安いです。
横浜で見た時計を扱いやすい大きさにした製品です。
ミルニュイというシリーズにランプが登場しました。
前回も展示されていたオブジェです。
フィリップ・スタルクによる「ボンジュール ヴェルサイユ」(Bon Jour Versailles)。
憧れます。
ひと頃に比べるとお値段が安くなっています。
狙っているものがありましたらお早めに。
展示会は20日から明日までです。
商品によっては少しお安くなるものもあります。
いまのところは空梅雨か [花、植物]
梅雨だというのにこちらではまだあまり降りません。
早朝はひんやりしていて夜明け頃には霧も出ているようです。
空はグレイで撮影はしやすいです。
見られるバラは少しです。
紫陽花がいろいろ咲きそろいました。
リュウゼツランと勘違いされることが多い アツバキミガヨラン イトラン。
リュウゼツランも一昨年あたりから咲いたというニュースを読みます。
まだ少し見られます。
葉に守られているかのようです。
水滴はピント位置に迷います。
若い頃は赤紫です。
霧の名残があります。
ストケシアはキク科だそうです。
コスモスにちょっと似ています。
クチナシはなかなか咲きません。
キュウリもできています。
ピークは過ぎました。
触れ合っています。
ハナムグリはコガネムシに似ていますが、斑点のようなものがあって光沢はありません。
ベゴニアは小さい頃からおなじみです。
ブルーベリーはまだ盛りです。
ベニバナトチノキのタネはずいぶん落ちました。
カボチャはふくらみつつあります。
落ちる寸前です。
白は終わりました。
柿の実もずいぶん落ちました。
続きは明日以降アップします。
僅かに先細なのか? [楽器]
今日のレッスンで試しに OWL AIR を足部管の先端から入れてみようとしましたが、わずかに径が合わず、入りません。
先日の記事の記述に誤りがありましたので修正しました。
内径は 17mm ではなく、反射板の部分が 17mm で、胴部管は19mm ほどです。
相原さんの楽器を実際に測ってみると 18.5mm くらいでしたので、Isidor Lot の方がわずかに大きいです。
で、頭部管との接合部の方から OWL AIR を入れてみるとほんのわずか相原さんの方が緩いです。
相原さんの方は足部管から入れてみたことはないので確かなことは言えませんが、測定した結果から考えるとやはりきついのではないかと思います。
それでも Isidor Lot に関して言えば先端の方が僅かですが径が小さいのですね。
径が同じ円筒だとばかり思っていたのでこれは意外です。
昔の円錐管なら先端の方が細いのですが、これはどういうわけなのでしょう。
今度詳しい人に訊いてみることにしましょう。
Isidor Lot に OWL AIR [楽器]
前回の練習の時にふと思いついて以前試した OWL AIR を Isidor Lot に装着してみました。
木管フルートはクラリネットやオーボエと同じグラナディラ(アフリカン・ブラックウッド)で作られるものが多いですが、規制によって材料を新たに採るのが難しくなりました。
この楽器は1900年頃の製作だそうなので現代の事情とは関係ないのですが、当時からローズウッド、キングウッド、コーカスウッド、黒檀、ココボロなどが材料として使われていました。
Isidor Lot の木管の情報は多くはないのですが、見つかったものは材料はコーカスウッドと書かれていますのでこれも多分そうでしょう。
こうした木管は金属のフルートとは構造が異なり、頭部管と同部管を接続する部分の「バレル」と呼ばれる部分はありません。
金属管はその部分だけ一回り太いのですが、木管の接合部は下の写真のような構造になっていて頭部管の方が一回り細くなっています。
なので OWL AIR の狙いである谷(凹み、一回り太くなる部分)を埋めるという効果は望めないのですが、とにかくやってみることにしました。
胴部管に少し入れて頭部管で押し込んでみると頭部管は全部入ってしまって、金属管のようにバレル部分の終わりで止まるということはありません。
OWL AIR は指で押し込めばどこまでも奥に入っていきます。
なるほど内径が少し太いと感じたのは確かにそうであるからなのですね。
というわけで以前も書いたような、頭部管をあまり抜かないピッチが低めの人でも使えます。
で、吹いてみますと音色の変化よりも吹奏感の変化が大きく感じられます。
反応が少し良くなって吹きやすく感じます。
これは良いですね。
しばらく使ってみましょう。
H(B)キー(レヴァー)を使う [楽器]
音名の表記は英語とドイツ語が混在しているのでややこしい場合がありますが、先日取り上げました B tr がまさにそうです。
英語ですと C D E F G A B C で、これに♭か ♯ をつけて半音低い音と高い音を表します。
移調楽器に多いものですと E♭(変ホ)、B♭(変ロ)です。
ところがドイツ語表記ですと C D E F G A までは同じですが、次は B ではなくて H です。
移調楽器は Es(エス)、B(ベー) なのです。
A#(B♭)は Ais(B)、G# は Gis という具合です。
英語の Bナチュラルは H(ハー)なのです。
で、この本は英訳本なので表記は英語表記です。
なので B tr は シのトリルということになります。
図の下側には B と B♭もありますね。
で、この楽器はこれを押すとシの音になるわけですが、普通の楽器は Ais レヴァーと呼ばれていて Ais つまり B♭の音が出るわけです。
この楽器のこの特性をどういう箇所で生かせるのかと思っていましたら、ある教則本に1枚目の画像の箇所がありました。
ここは普通の楽器ですと B と B♭が交互に出てきますので左手親指が二つのキーの間を動くわけですが、この楽器では左手親指はB♭の時に押さえるだけで、あとは右手人差し指で 操作します。
どちらがいいかは慣れの問題ですが、当初はこうであったわけですから、これでもいいのではないかと思います。
しかし、発想を変えれば現代の楽器では左手親指は B の時だけ使って B♭は右手人差し指で(このレヴァーまたは正規の指使いで)操作すればいいわけです。
Isidor Lot は B が二種類、B♭が二種類ですが、普通の楽器は B が一種類、B♭が二種類 + 一種類であるわけです。
全く同じキーが動く指使いが二種類、やや違うけれど一応同じ音の指使いが一種類あるよりは当初の設計の方が良いような気がするのは贔屓目でしょうか。
小物入れを増設:Prius [車]
もう丸3年乗って新しい車検証も交付されました。
最近の車はものを入れるスペースが少なくグローブボックスは整備手帳や取扱書(マニュアル)を入れるとあとは殆んど物を入れる余地がありません。
ゴミ箱は助手席の足元に二個(ペットボトルや空き缶を入れるための蓋つきのものと傘の先端を受けるためのもの)置いて、運転席側のドアポケット下部に紙くず用のものを置いています。
これらの写真は新型発表時に展示車両を撮ったものです。
センターには蓋つきの収納部があって CD などはそこそこ入ります。
カップホルダーも二つ。
一つには空気清浄機を置いています。
その前方にはフラットなスペースがあってワイヤレス充電器や文庫本やボックスティッシュなどを置くこともできますが、それほど深くはないので無造作に置くと曲がった時などに落ちることがあります。
さて先日 Amazon の商品を見ていたら気になったものがあったので取り寄せてみました。
カーナビとステアリングの間に取り付けます。
さてこちらは私の車で、iPhoneX で撮っています。
携帯電話や Suica や nanaco などのカードケースが置けます。
服のポケットには物を入れないのでそれらは普段ショルダーバッグに入れていますが、買い物の時に取り出したりまたしまったりがちょっと煩わしく思える時があるのでここに置くことにしました。
純正品ではありませんが、しっかりと取り付けられて見た目も違和感がありません。
深さもあるので落ちることはありませんが、 iPhoneX が少しメーター周りを邪魔しますが、運転には支障ありません。
車検の時にはタイヤの溝はまだあったのですが、あとふた月くらいのうちには交換しなければならなくなりそうです。
今のところ先日給油して以降の燃費は 30km/L を超えています。
これからエアコンを使うことが多くなるので大幅に伸ばすことは難しいでしょうが、下回らないように安全運転で行きたいです。
1日の中で春夏秋 [花、植物]
昨日の朝の続きです。
我が家でも紫陽花が色づいています。
スズランはすっかり終わっています。
オカトラノオは雨に打たれて少し落ちました。
アルストロメリアは割と長く楽しめます。
アナベルもだいぶ白くなってきました。
ヘメロカリスは傷みやすいです。
カシワバアジサイもかなり雨に打たれています。
ヤツシロソウが雨を溜めています。
もう終わりですね。
赤が広がってきました。
タイサンボクはまだ高いところで咲いています。
水色に近いものが好きです。
昨日も今日も朝と夕方は涼しくて日中は真夏です。
植物にも影響がありそうです。
紫陽花、始まる:DIC川村記念美術館 [花、植物]
昼頃また行ってみました。
ヤマユリの蕾が少し大きくなっています。
カシワバアジサイはまだ見られます。
いろいろな種類が見られるようになりました。
大賀ハスもまだです。
睡蓮が見頃です。
柳の枝を通して見るとモネの絵を思い出します。
日差しは夏です。
色も種類も多くて目を楽しませます。
何やら虫もいます。
クマバチもいます。
木漏れ日がきれいです。
垂れる種類でしょうか?
絵になります。
少し賑やかなガクアジサイ。
散策路沿いにずっと咲いています。
おや、梅です。
こちら側からは美術館全体は見えません。
コブハクチョウに子供が生まれたとニュースがありました。
来たのはお父さんでしょうか?
噴水とお父さんがシンクロしています。
望遠を持って行かなかったので 80mm Macro での撮影です。
拡大します。
F9 です。
よく解像しています。
一番近い位置から。
家族っていいですね。
明日は今朝の続きをアップします。
晴れたが風が強い [花、植物]
雨は上がっていますが、風が強いです。
こんなに風が強い朝は久しぶりです。
日差しはもう強いです。
水滴はみんな飛ばされてしまったようです。
雨風で傷んだものが多いです。
暑くなりそうです。
ユリの仲間が咲けばもう夏。
紫陽花もいよいよです。
まだ不明。
そろそろ終わり。
これも夏の花。
野菜も夏。
ハタザオキキョウというのが本当の名前のようです。
そろそろ食べられるものがあります。
萼が小さくなってクレーターに沈みそうになると完熟です。
ウサギの目のように赤くなるのがラビットアイ系の特徴です。
こちらはハイブッシュ系。
今年も豊作で、毛虫の姿はありません。
ハイブッシュ系の方が皮が丈夫なので流通向きです。
極大粒の品種です。
まだ甘みは少ないです。
カボチャが大きくなりつつあります。
ベニバナトチノキのタネはずいぶん落ちましたがまだたくさん残っています。
ピンクのカラーが今年はたくさん出ました。
丈は低くて花は小さめです。
大賀ハスは今週半ばに見に行くことにします。
B tr [楽器]
先日取りげた Isidor Lot のレヴァーについてさらに調べましたところ、T. ベームはこれを Bトリルキーとして作ったらしいということが判明しました。
これはベームの “The Flute And Flute-Playing In Acoustical, Technical, And Artistic Aspects” の英訳初版本のコピー(ファクシミリ)です。
Amazon で入手可能です。
Dayton C. Miller の英訳本は Dover から出ていますが、これは Forgotten Books というところから出ています。
体裁は復刻していませんが、内容はコピーで構成されています。
ハーヴァード大学の蔵書を元にしているようです。
ドイツ語のオリジナルは 1871年、英訳本は 1902年に出ています。
ベームの楽器は最初1831年、次が1832年、改良型が 1847年に作られています。
バスフルート in G に一章割かれていますが、今のバスフルート(オクターヴ低い)のことではなく、G. Holst が『惑星』で指定したバスフルート(現在のアルトフルート)です。
図が19枚使われていますが、これを憶えておいてください。
さてこの本の日本語版は昔 JFC で限定200部で出版されたそうですが、今では目にすることができません。
再版してくれないかなと思うのですが多分無理なのでやむをえず英語版を購入するわけですが、ネットでは独自に日本語訳を公開されている方がいらっしゃいます。
まず、日本語訳。
http://huesuki.web.fc2.com/index.html
そしてこちらは本の解説。
http://www.boehmflute.com/boehm/preface.html
この二番目のサイトに注目するのですが、「キー機構の説明」でブリチアルディキーについて触れているのですが、ここで Fig. 21 から Fig.25 までの図が使われています。
たしか図は19までだったはずです。
これが前日触れました Isidor Lot の問題のキー(レヴァー)ですが、押すと親指キーが閉じ、C の音が出ます。
現代の楽器では上にある音孔が一緒に一つ閉じて B♭(A#, Ais)の音が出るわけです。
さて件の本に挿入された図について見てみます。
不鮮明ですが、左手親指周りはブリチアルディキーでなく、ベームのシステム(B - B♭)になっていて、ここで問題にしているキー(レヴァー)はまだありません。
ベームは 1849年に発明されたブリチアルディキーを評価していなかったようなのです。
左から順に音が下がるのが理にかなっているという主張です。
別の図では、はっきりしませんがレヴァーがあるように見えます。
さてこの本では図の番号も異なっています。
ふうむ、ではあのサイトはどの本を下敷きにしているのでしょう?
確認のために Dover から出版されている英訳本を入手してみました。
ファクシミリではありませんが、底本は同じであるようです。
それでも執念で探しましたところ、出版はされていないようですがコーネル大学のライブラリに探している版がありました。
PDF で閲覧もダウロードもできますので、プリントしてみました。
240ページありますがコンビニで A3 に2ページづつプリントしました。
両面プリントにすると薄くなりますが、料金は二倍になってしまうのでこれで妥協です。
糊で製本するほかありませんね。
確かに載っています。
出版年は 1922年。
どうやら増補改訂版のようです。
図がかなり増やされています。
下がベームのシステムですが、 B tr と印刷されています。
上はブリチアルディキーを備えたシステムですが、やはり B tr キーになっています。
これが今回入手した Isidor Lot のシステムですね。
H-C と H-C# のトリルはできますが、現在の Cis トリルキーとは同じではありません。
C# トリルキーを使うシーンは次のサイトに詳しいです。
でもCis トリルキーをオプションでつける方は極めて少ないのではないでしょうか?
これを Ais レヴァー でなく Bトリルキーとして使うメリットはあると思います。
Ais レヴァーを三種類の指使い(B♭の)のうちのひとつとして常時使うという方は別ですが、使ったことがないとか何に使うのかわからないという方は Bトリルにしてもらう(楽器を注文するとき)とか改造してもらうという選択肢があると思います。
まず、Cis トリルキーというオプションをつけなくて良いので金額も重量も軽くなります。
右手の人差し指一本でできます。
ブリチアルディキーと Ais レヴァーとではキーの動きは全く同じです。
通常のポジションで右手人差し指を使う運指では塞がるトーンホールが多くなりますので、響きは上の二つとは異なります。
以前入手した金属管は Ais レヴァーになっていました。
雨雲は離れたようです。
明日の朝は更新できそうですが、朝になってみなければわかりません。