お盆も少しづつ変わる [地域]
今回は過去の記事から写真を拾っています。
今日からお盆ですが、こちらの地域でも精霊馬はあまり見かけません。
実物は見たことがなくても写真などでご覧になったことがある方は多いと思いますが、多くは割り箸を脚に見立てて胡瓜で馬、茄子で牛を作ります。
作る時期や使い方は地域によって違いがあるそうですが、こちらでは今日飾ります。
胡瓜の馬は足が速いのでお迎え、牛はゆっくりなのでお帰りにご先祖様が乗るとされています。
あまり見なくなったのは処分がしにくいという事情もあります。
今日も同じものを見ましたが、新盆のお宅の門口に提灯が立てられます。
一枚目とこちらなどは他の地域では見られないようですが、新盆のお宅に作るものです。
町内会の両隣二軒づつが新盆のお宅に集まって作るのですが、これが作られたのが五年前で、それ以降新盆が何軒かありましたが、作られていません。
我が家の本家も新盆ですが、やはり作りません。
だんだん作り方を知っている人がいなくなってしまいます。
今後は廃れてしまうのかもしれません。
こうして写真でも残しておかないと思い出すこともできなくなりそうです。
へえ!きゅうりが馬で茄子が牛、
きゅうりが来る用で茄子が帰る用、初めて知りやした。
あっしはそういうこと、恥ずかしながら何にも知らないんでやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2019-08-13 20:25)
ぼんぼちぼちぼち さん、こんばんは。
馬か牛かは形で決めたのでしょうね。
そしてどちらも農家にはおなじみの動物。
豚や鶏には乗れませんしね。
瓜だとちょっと大きすぎますね。
一般的には早く来て欲しいから馬、なるべく長くいて欲しいから牛という意味が込められていると思いますが、反対のところも一部にはあるようです。
どちらにしても向きは胡瓜(馬)が顔をこちらに向けて茄子(牛)が顔を向こうに向けるということになりますね。
by センニン (2019-08-13 20:37)