SSブログ

Nakano Flute [楽器]

l20180808_1034.jpg


これが目的ではなかったのですが、山野楽器で新しいブランドのフルートを試してみました。

 

Nakano Flute というこのブランドは YAMAHA と FMC フルートマスターズを経て独立された中野健史さんが2015年にオリジナルのフルートを作り始めたブランドです。




カタログに掲載されているのは

 管体:Ag950 巻管、キイ:Ag925。

 H足部管付で Eメカはオプションです。

 価格は 1,242,000円。(税込)

胴輪、音孔も巻管で作られています。

 

 管体:洋白 、キイ:洋白。音孔:ソルダード。

 銀メッキ、H足部管付で Eメカはオプションです。

 価格は 507,600円。(税込)

 

 

※追記。

 

パッドは通常の、 YAMAHA と同じフェルトのもの、バネは普通のステンレスとのことです。バネはキーによって少し重いなと感じられる箇所もありましたが、調整可能だろうと思います。

 

 


l20180808_1036.jpg


l20180808_1035.jpg


マークはスミレで、手彫りで刻まれています。




l20180808_1039.jpg


リッププレートはやや湾曲しているタイプです。




l20180808_1041.jpg


l20180808_1045.jpg


キーデザインなどは YAMAHA に似ています。




l20180808_1047.jpg


l20180808_1048.jpg


l20180808_1051.jpg


l20180808_1056.jpg


l20180808_1049.jpg


l20180808_1053.jpg


l20180808_1054.jpg


Eメカはパスアンダータイプと言ってパイプなどが下にあるタイプです。




l20180808_1055.jpg


オールピンレスです。




l20180808_1057.jpg

 

ハードケースは革(山羊?)張りで見慣れたものより革の厚みがありますので、貼り合わせはやややりにくいようで細部は YAMAHA などのものより少しだけごつい感じもあります。

 

 

総銀モデルの吹奏感はスムーズで、適度な抵抗もあり、吹き込むとそれなりの鳴り方をします。

高音から低音まであまり吹き方を変えずにスムーズに鳴らすことができます。

スケールは特別なものではないようですが、第三オクターブの音程が取りやすく、コントロール量は少なくて済むという印象です。

 

音色はやや明るめですぐそばでよく聞こえるというよりは遠鳴りする印象です。

 

洋白のモデルの音色は総銀より明るくきれいですが入門機にありがちな軽さがなく、これなら大威張りで「洋白」と言えそうな印象です。

お値段も軽くはありませんが。

 

 

Flute World 当日は Nagahara などと一緒に山野楽器のブースに並んでいたそうで、当日は気づきませんでした。

 

どちらも悪くなく使ってみる価値はある楽器だと思いますが、この楽器でなくてはならない魅力がどういう点なのか、少し使ってみなくてはわかりません。

 

 

山野楽器に足を運ばれることがありましたらお手にとってみても良いと思います。

 

 



 

nice!(23)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 23

コメント 0

雨の中の銀座F. X. Mozart ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。