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ボローニャの音 [CD]

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医院の順番取りをするために朝早くから並びますが、雨が降るとずっと傘をさしていなければならず、夏は蚊の攻撃を受け、冬は氷点下にもなる庭で立ったまま並んでいなくてはなりません。

明るい時期なら本を読みます。
普段はなかなかまとまった時間が取れないので貴重な時間でもあります。

この時期のように暗くなってくると iPad に保存した音楽を聴きます。

新しい SONY のイヤホンがとても良く、ヘッドホンアンプ無しでも以前使っていたモデルよりずっと良い音で楽しめます。


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先日の土曜日はパヴァロッティの CD のうち二枚目を聴いていました。
ナポリ民謡は普段あまり聴かなかったのですが、初めて親しんだのはジュゼッペ・ディ・ステファノの録音で、高校生の頃だったでしょうか。

それ以来ステファノが基準になってしまって、他の録音をあえて聴こうとは思わなかったのです。


ザ・ベスト・オブ・ナポリタン・ソング

ザ・ベスト・オブ・ナポリタン・ソング

  • アーティスト: ペンニーノ,ファルヴォ,タリアフェッリ,ラマ,マリオ,クルティス,カプア,カルディロ,デンツァ,トスティ
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2010/09/22
  • メディア: CD


今回改めてパヴァロッティを聴いてみると、ステファノより心に迫ってくるというわけではないのですが、リマスターされた音質の良さとともに驚いたのはボローニャ市立歌劇場管弦楽団の音です。
その金管の響きはまさに「アイーダ」の輝かしい響きです。

こうしていろいろな録音が並んでいると意図しなくても聴き比べができるのが興味深いところです。

ちなみに先日「星も光りぬ」のクラリネットの音がどうにも、と書きましたが、その録音のオケはナショナル・フィルでした。


パヴァロッティとダッラが共演した "CARUSO" の映像がありました。

ここで Dalla が使っているのは、はっきりは見えませんが YAMAHA のエレクトリックピアノのように見えます。
CP-70 か CP-80 のシリーズによく似ています。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ヤマハ・CPシリーズ

バックはオーケストラです。

パヴァロッティの録音でも Dalla がキーボードを弾いていたか同じ楽器を使っていたのかもしれません。

二人とももうこの世の人ではありません。
もともと友人であったと先日も触れましたが、詳しいことはわかりません。
パヴァロティかダッラの伝記でも探してみましょうか。






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