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SONY モニターイヤホン MDR-EX1000 [オーディオ]

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原因不明の不調というものが時折出現します。

Prius の CD プレーヤーの不調は気のせいではありませんが、原因は不明です。

CD を聴くことはそれほど多いわけではないのでガタが来たというわけではない筈なのですが、とにかく使用不能になったので交換してひとまず一件落着です。

 

ところが今度は楽しみにして焼いた池田昭子さんの CD が再生されません。

以前焼いた森麻季さんの CD は問題なく再生されます。

 

データ用 CD-R を使ったのがいけないのかと思い音楽用 CD-R に焼き直しましたが、やっぱりダメです。

もしやと思い家電店のオーディオ売場で CD プレーヤーにセットしてみましたところ、読み込みません。

 

さてはと思い Toast をチェックしてみると、やはり音楽CD でなくデータCD を焼く設定になっていました。

変更した覚えはないのですが、とにかく原因はわかりました。

 

 

さて CD は iMac で聴くことが殆どになってしまっていて B&W のスピーカーが泣いているのではないかと思いますが、座ってじっくり聴く時間がなかなか取れないのです。

 

iMac には SONY のヘンドホンアンプ HPA-1 を繋いで SONY のインナーイヤータイプのイヤホン XBA-3 で聴いているのですが、HPA-1 の電源を入れても音が聞こえないというトラブルが随分前から発生して、何度やっても同じです。

 

"Audio MIDI 設定" がデフォルトに戻ってしまうことがよくあるのでこのフォーマット(サンプリング周波数:96kHz、ビット数:24bit)をチェックして設定し直してもやはり再生されません。

仕方がないので CD は車で聴くことにしていたのですが、CD プレーヤーが不調でどうにもならなくなっていました。

 

 

しかしこれもやがてわかりました。

「このサウンド出力装置を使用」という設定がオフになったままだったのです。

ううむ、疲れてしまいました。

 

 

 

さてデスクトップで聴くことができるようになったので池田さんの CD や森さんの CD、そしてオリジナルからリマスターされたポール・モーリアの CD などを次々に聴いたのですが、どういうわけか以前ほど良い音と感じられなくなってしまいました。

 

途中は省略しますが、ヘッドホンかイヤホンを新調することにしました。
メーカーは SONY 以外は考えません。
カタログや Amazon、ヨドバシのユーザーの評価を参考にして候補をいくつかに絞りました。

ヘッドホンは MDR-Z1000、MDR-1A、MDR-Z7。


SONY 密閉型スタジオモニターヘッドホン MDR-Z1000

SONY 密閉型スタジオモニターヘッドホン MDR-Z1000

  • 出版社/メーカー: ソニー
  • メディア: エレクトロニクス


SONY 密閉型ヘッドホン ハイレゾ音源対応 リモコン・マイク付 ブラック MDR-1A/B

SONY 密閉型ヘッドホン ハイレゾ音源対応 リモコン・マイク付 ブラック MDR-1A/B

  • 出版社/メーカー: ソニー
  • メディア: エレクトロニクス

イヤホンタイプは MDR-EX1000、XBA-Z5。

SONY カナル型イヤホン ハイレゾ音源対応 XBA-Z5

SONY カナル型イヤホン ハイレゾ音源対応 XBA-Z5

  • 出版社/メーカー: ソニー
  • メディア: エレクトロニクス



SONY のヘッドホンはスタジオでは MDR-CD900ST が定番中の定番で、MDR-CD3000 は名器との呼び声が高いですが、MDR-CD3000 は生産中止で中古もかなり高く取引されているようです。


SONY 密閉型スタジオモニターヘッドホン MDR-CD900ST

SONY 密閉型スタジオモニターヘッドホン MDR-CD900ST

  • 出版社/メーカー: ソニー(SONY)
  • メディア: エレクトロニクス



上記の中でモニタタイプは MDR-Z1000 と MDR-EX1000 です。
ヨドバシカメラで実際にMDR-Z7、MDR-1A 以外を iPad に直接繋いで視試聴しました。
ソースは森麻季さんのスタジオ録音「つばめが来る頃」「翼をください」を選びました。

MDR-1A は試聴用のソースとして佐渡さんの「第九」が聴けましたので、まず聴いてみました。
楽器の音の純度は上がっているという印象で、低域もこもらず量感があって音場感もまずまずですが、スピーカーで聴くような自然な広がりという点では、うまくそれらしく纏めてあるという印象で、長く使うとアラが見えてくるのではないかと感じました。
しかしこれが現在のコンシューマー用の言わばリファレンスとも言える立場にあるようです。


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MDR-EX1000 を iPad に繋いで森さんの録音を再生した途端、音の瑞々しさや息遣いやブレスやビブラート、会場の響きまで感じられるその分解能に驚きました。
声の質まで違うのです。
ピアノも曖昧さがなくクリアで、音楽が新鮮です。
ヘッドホンアンプ無しで直結でこれだけの音が聴けるとは驚きです。

次いで MDR-Z1000 を同じソースで聴きました。
音の傾向は似ていますが、ハウジングの中で作られる音場がモニタとしてはわずかに残念な印象があったので、MDR-EX1000 にほぼ決まりました。


SONY カナル型イヤホン MDR-EX1000

SONY カナル型イヤホン MDR-EX1000

  • 出版社/メーカー: ソニー
  • メディア: エレクトロニクス


もともと密閉型ヘッドホンは夏は蒸れるという評価がありましたし、外で使うことを考えるとインナーイヤータイプが良いので、好ましい結論に落ち着きました。

念のため XBA-Z5 も聴きましたが、モニターとしてのクオリティはモニターと謳っているだけあってMDR-EX1000 の方が上と感じられました。

XBA-Z5 はハイレゾ対応のウォークマンなどに繋いで使うことを前提に音作りがされているという印象で、音色もモニターというより観賞用だと感じました。
MDR-Z7 も多分同じ傾向だろうと想像します。


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ヘンドホンアンプもハイレゾ対応のものが三機種カタログに載っています。
バランス接続対応ものものありますが、HPA-1 でも十分なクオリティと感じます。

このヘッドホンアンプは AC 電源に繋ぐことはできず、USB 接続で充電します。
しかし再生中は充電することはできません。

当分の間良い音が楽しめそうです。




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