Baccarat の器で贅沢に [コーヒー]
いつもは5月の連休に作るのですが、今回は特別にコーヒーゼリーを作りました。
使った豆はいつもの UCC の "ガテマラ ヌエバグラナダ農園" です。
特別なのは器もです。
これはオールドバカラの ROHAN です。
コーヒーゼリーの原液ができあがった時の温度はだいたい 70℃を超えたあたりです。
加熱するのは 80℃を少し超えたあたりまでで、85℃以上にならないように気をつけます。
バカラのグラスはもちろん耐熱ガラスではないのでこの原液を流し込むと多分すぐ割れてしまうでしょう。
まあ、かなり薄いので比較的歪みは生じにくいかもしれないとは思うのですが、試してみるわけにはいきません。
60℃を下回るとゼリーが固まり始めますので、温度が下がるまで待っているわけにもいきません。
ではどうやって作るのかと言いますと、準備が終わるまでにグラスに最初は温(ぬる)いお湯を注ぎ、グラスが温まったら少し温度の高いお湯を注ぎ、それを何度か繰り返して原液の温度に近い温度に持って行きます。
ROHAN は現在も作られている多くの人に愛されているシリーズで、1855年のパリ万博で名誉大賞を受賞したときに出品されたのが始めのようです。
こちらは同じオールドバカラの LIDO です。
逆三角形のフォルムが美しいですね。
こちらは ROHAN ほど古くはなく、1930年〜1950年頃に作られていますが、現在は作られていません。
いつもより少しだけ固めにできましたが、それでも普通のコーヒーゼリーに比べるとぷるぷるで、スプーンではうまく掬えないことがあります。
食いしん坊の Nさんのために。
こだわりのコ-ヒ-ゼリ-
美味しそうにできましたね~
by kazu-kun2626 (2013-10-01 07:44)
kazu-kun2626 さん、こんばんは。
いつもと同じなのですが、今回は特に香り高くできました。
前回から作り方の手順を少し変えて効率良くできるようになったので作るのが一層楽しくなりました。
プロのレシピを使っているのでコーヒーとグラニュー糖のバランスが良く、このまま何も加えずコーヒーを味わえる仕上がりです。
レシピで勧められているブランドの凝固剤も使ってみたいです。
レシピではインスタントコーヒーを使っていますが、ここではちゃんとコーヒーをドリップして作っていますので、その点だけはレシピを超えていると思います。
コーヒーの色もきれいで楽しめます。
次は見た目も楽しめるように作ってみたいです。
by センニン (2013-10-01 21:03)