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復刻版薩摩切子ふたたび [アート]

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千葉そごう 6F では「日本の職人展」が行われていますが、今回また目を止めたのは 門脇硝子加工所 さんの薩摩切子の復刻版です。



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キャラメルの表面のようなこの形が薩摩切子らしいですね。



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厚い被せガラスに施された深いカット。



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この厚みが薩摩切子の特徴です。



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そして生み出されるぼかし、青のグラデーション。



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これを見てしまうと素晴らしい製品であるはずの現代の江戸切子が色あせてしまうのは致し方のないところです。


気が付いてみれば以前手にしたものの色違いではありませんか。

http://music-1000.blog.so-net.ne.jp/2011-07-16-1


ペアというのも大変な贅沢です。




 

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コメント 6

assimane

美しいの一言ですね。
世界に誇れるすごい技術だと思います。

by assimane (2013-08-15 00:13) 

yoko-minato

これはまた素晴らしい切子ですね。
こんなに深く切り込めるものなんですね。
by yoko-minato (2013-08-15 05:35) 

kazu-kun2626

素晴らしい切子ですね
写真も素敵ですよ
by kazu-kun2626 (2013-08-15 05:42) 

センニン

assimane さん、こんばんは。
赤は黒バックで撮りましたが今回は白バックで、さらに明るめに撮っています。
実際はもう少し濃い色ですが、今回はこれが撮りたいイメージでした。
島津藩十代藩主斉興が興し、十一代藩主斉彬が発展させた薩摩切子は大名への贈り物として使われたほか篤姫の輿入れの品の一つともなったそうです。

江戸切子の職人を招いて技術を導入し、独自に発展させました。
分厚いガラス、厚い色ガラスの層と見事なカットが生み出す輝きと深みは吸い込まれそうな魅力を秘めています。

手作業で金剛砂を使って長い時間をかけて見事なバランスで刻まれた深い溝は途方もない時間と執念を思わせます。
by センニン (2013-08-15 21:07) 

センニン

yoko-minato さん、こんばんは。
とても厚いガラスです。
それだけでもきれいに作るのは大変な技術を要求されます。
そのうえ厚い色ガラスの層。
本来は食器であるはずのグラスにこんなに厚いガラスを使うのは美しさを極めようとする試みですね。
サントリー美術館にある狂気を秘めているとも思えるほどの見事な器をいつか見てみたいものです。
by センニン (2013-08-15 21:13) 

センニン

kazu-kun2626 さん、こんばんは。
他で今作られる薩摩切子は厚みが少ないものになっているそうです。
実用的な器として使うものではないはずですから、オリジナルの姿を後世に伝えるものであって欲しいと思います。

前回の赤いものは黒バックで暗め、今回は白バックで明るめに撮ってみました。
凄みは前回の方が感じられたかなと思います。
by センニン (2013-08-15 21:16) 

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