「二十四の瞳」 [本]
昨夜の TV で壷井栄さんの「二十四の瞳」を原作としたドラマが放映されました。
この本は以前も取り上げましたことがある中学生当時買ってもらって読んだうちの一冊です。
全部で36冊でしたが、読み通せなかったのは佐藤春夫の「紫の雲」だけで、あとはみな読みましたし、本によっては繰り返し読みました。
この本は何度読んだかは憶えていませんが、ドラマを視ていると忘れている箇所もありましたし、おやと思う箇所もありました。
本を取り出して確認したのは最後の場面です。
ドラマでは歌は「浜辺の歌」でしたが、原作では「荒城の月」です。
その他最後の場面の演出も原作とは変えてありました。
今回のドラマもはや DVD 化が決まっているそうで、Amazon では予約を受け付けています。
Wikipedia によれば
昭和29年の木下恵介監督高峰秀子主演による映画化をはじめとして
1987年に朝間義隆監督、田中裕子主演で映画化、
1964年に演出:木下恭三、主演:香川京子でドラマ化されたのを始め
1967年、1974年、1976年、1979年にもドラマ化、
そして
2005年に監督:大原誠、主演:黒木瞳、
そして今回
監督:田村直己、主演:松下奈緒 によるもの
アニメ版もあったようです。
Amazon の評価を見るとやはり木下恵介監督版が評価が高いようです。
昔 TV で視たような気もしますが、よく憶えていないので DVD でも買ってみようかと思います。
今回の松下さん主演版がどう評価されるか分かりませんが、音楽面について言えば最後の場面の歌が変更されている事は置いておくとしましても、東京音大出身でピアニスト、作曲家である松下さんには視る前は歌についても期待していたのですが、期待ほどではなかった印象、とだけ述べておきます。
- 出版社/メーカー: 松竹
- メディア: DVD
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- 発売日: 2012/08/28
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木下惠介生誕100年 二十四の瞳 Blu-ray(1987年度版)
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