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ヘッドホンアンプ:SONY PHA-1 [オーディオ]

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最近ヘッドホンアンプが人気なのだそうです。

ヘッドホンやイヤホンもかなり良いものが出回っていて、お値段も高級品はかなりなものです。


ヘッドホンだけを良くしても限界があるというわけでしょうか。


PC や iPhone、iPad、iPod をはじめとする携帯音楽プレーヤーにはヘッドホンジャックがありますので普通はそこにヘッドホンなどを繋いで聴きます。

ヘッドホンジャックに送り出される信号は当然アナログの音声です。



機器の内部では信号はデジタルで処理されていますが出力される前に DAC でアナログ信号に変換されます。

DAC というのはオーディオに詳しい方には説明の必要はありませんが、

 Digital to Analog Converter

 D/A コンバーター

の略号です。


ちなみにマイクで拾った信号をデジタルデータに変換するのは

 Analog to Digital Converter

 A/D コンバーター

です。



さてこのヘッドホンアンプはデジタル出力のない携帯プレーヤーからのアナログ信号(ヘッドホンジャックからの出力)も入力できますが、本領を発揮するのは PC や iPad などからの USB 入力です。



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USB に出力されるのはデジタル信号ですから、ヘッドホンアンプの中でアナログ信号に変換します。

専用機器で処理するのですから当然高音質になります。

クロックも PC 側と切り離されるので精度が飛躍的に高まります。

しかも電源はリチウムイオンバッテリーで DC 電源です。



もともとコンピューターはオーディオ信号にとってはノイズ源そのもので、 CD プレーヤー登場以前は PC の電源を切らないと再生に影響したものでした。


CD プレーヤーはコンピューターの発達なくしてはあり得ない器機です。

オーディオ機器として使用するためのノイズ対策は施されていますので現在まで発展して来られたわけです。



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CD のデジタル信号は量子化bit数 16bit、サンプリング周波数 44.1kHz です。

再生周波数は 20Hz〜20kHz です。


20Hz 1Hz の音は1秒間で +に1回、− に1回振れます。

(20Hz の音は1秒間で +に20回、− に20回振れます)

これをデジタル信号に変換するためには2Hz 以上でサンプリングする必要があります。


サンプリングというのは標本化とも言いますが、ここでは1秒間をいくつに区切る(サンプリングする)かという数値です。

プラスに1回、マイナスに1回振れるのを記録するためには2回以上切り取らなければなりません。

20kHz(20,000Hz)を記録するためには1秒間に 40,000回以上区切らなければなりません。

(実際には全てマイナス側、つまりゼロレベルを水面に例えると水面に飛び出る事はなく水面下で処理されます)


16bit というのはその一回に区切って得られた値(波の高さ)を何段階で表すかという数値です。

bit = binary digit で、二進法で表される数字という意味です。

数値を得る事を量子化と言います。


1bit で表せる段階は2段階、2bit で4段階です。

16bit では 65,536 段階という事になります。


音の波の高さの最高から最低までを 65,536 段階で表しているわけです。


SONY と Philips が CD の規格を決めたとき、Philips は 14bit を主張したそうですが、SONY が 16bit を主張し、結局それが規格となりました。

ポータブル PCM プロセッサーである PCM-F1 を使ったことがありますが、これには 14bit と 16bit を切り替えるスイッチが装備され、16bit は拡張規格という扱いでした。


サンプリング周波数は 44.056kHz で、44.1kHz ではありませんでしたが、記憶があやしいのですがこれは日本の放送規格に合わせたためで、欧州では 44.1kHz だったかと思います。



さて話を戻しまして PHA-1 の音ですが、ただ今充電中で音は聴いていません。

明日が楽しみです。



※ '13.7.13 1:10 a.m. 追記

充電はすぐ終わりました。Mac 側の設定が必要でした。

マニュアルに OS のヴァージョンごとの設定が記載されていますが、説明が不足しています。

 (PHA-1)のフォーマットから 96000.0Hz、2ch-24ビットを選択

したあとでPHA-1 を選択して Control + クリック で

 このサウンド出力装置を選択

(スピーカーアイコン)を選択しなければなりません。



音は次元が違います。

天井の高さをはじめとする空間表現、一つ一つの音のニュアンスがより音楽的になります。

どちらかと言えばモニタ的ですが、音のニュアンスがとても大事である事は比較試聴してみるとはっきりと分かります。


手始めに聴いてみた森麻季さんの「花は咲く」ではもともと言葉の発音が明瞭であったところへ更に口の開け方のニュアンスが 一層はっきりし、これを聴いてしまうともう元には戻れません。


お値段はそれに見合うもので、気軽に買えるものではありませんし使用するヘッドホンの性能が問われる事にもなりますが、買って後悔する事はないと言ってしまいましょう。


強くお勧めできます。



 

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