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アウガルテンの器たち@オーストリア大使公邸 [アウガルテン]

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さて主要な商品の写真をアップしましょう。

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こちらはメインのテーブルにセッティングされたインペリアルガーデンというシリーズです。


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自然ににじみ出る品の良さが素晴らしいですね。


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こちらはマリー・アントワネットというシリーズです。


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現代的で豪華でありながら決して華美ではなく、セーブルなどとは異なる美しい青がとても印象的です。


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ビーダーマイヤーというシリーズです。
しゃしゃり出る事のない上品な配色です。
細かな花の模様が明るさと楽しさを演出し、豊かな暮らしを連想させる魅力的なシリーズです。


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昨年も展示されていたクリムトの「生命の樹」の隣に同じクリムトの「期待」が飾られていました。
これは「生命の樹」を中心に「期待」「成就」で構成されるストックレー邸のストックレー・フリーズの一部を再現した陶板です。
シリアル#はどちらも 3/50 でした。来年は「成就」が登場するのでしょうか。


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そのストックレー邸を設計したヨーゼフ・ホフマンのシリーズの一つ「デコ・ヴィエナ」です。
アール・デコそのものですね。


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こちらも同じくホフマンの「ミス R(リッチ)」です。


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揃えてみたいですが、とても手が届きません。


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階段の上は大使の私邸です。


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手前に並んでいるのはマイセンの猿の楽隊を連想させる動物のオーケストラ。
題して「ウィーン・アニマル・フィルハーモニー」です。


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チェスの駒です。


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実に楽しく優雅ですね。


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エントランスホールを挟んで反対側の部屋でお茶とケーキがサービスされました。
コーヒー、紅茶、ワインもあります。


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なかなか買う事が出来ない器でお茶が飲めるという何と言う贅沢さでしょう。

一つ訂正します。
昨日マリアテレジアと書いたコーヒーカップは正しくは「プリンツオイゲン」でした。
色あいは似ていますが、良く見ると絵柄は違い、カップのシェイプも違うのでした。

再度訂正します。やはりこちらは「マリア・テレジア」のようです。シェイプは「プリンツオイゲン」も同じヴェルヴェデーレですが、絵柄が6種類あるマリア・テレジアのうちの一つのようです。


展示されていた商品全てはご紹介しきれませんが、素晴らしいものを見て触れる事が出来る体験は気持を豊かにしてくれます。
本物を見るのはとても大切な事です。
まあ、心は豊かになっても懐は寂しくなりそうですが。
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コメント 6

みどり

うっとりです!
私ならどれを買うかな~(買えませんけど)と、
悩みながら繰り返し見させていただきました(笑)

見ているだけで優雅な気持ちになれますね
ありがとうございました
by みどり (2011-07-02 06:28) 

夢旅人とお姫様


ナイ・ない・無い・・・何がナイんだ!!!

声もナイ・言葉もナイんだよ~。

なんて素敵な器たち、器と呼ぶには気の毒です。 貴婦人たちですよね。

あまりの美しさに只々、見とれるばかりです。

ナイ・ない・無い、だけではありません。

「手も出ない・足も出ない」 という言葉がありますが。

今回のために、有るようですね。

欲しいが、手も出ない・・・以前の問題でしょうか!!!

至福の時を過ごされた“センニン”さん、羨ましい限りです。


by 夢旅人とお姫様 (2011-07-02 07:55) 

センニン

みどり さん、おはようございます。
私も同じような思いで見ていました。
写真では思うようなイメージが定着できていないのがもどかしいところですが、とても贅沢な時間でした。
オーストリアという国に対するイメージも訪問した事がないものにとっても良くなりますし、写真には撮りませんでしたが東洋趣味の調度品や前回ご紹介しました日本庭園を目にすると日本という国に対する敬愛の念も感じられて一層友好の念が深まる思いでした。
外交という仕事や大使の役割というものもほんの少しですが理解できたような気持にもなりました。
by センニン (2011-07-02 09:19) 

センニン

夢旅人 さん、おはようございます。
会心の1枚がないのが残念ですが、実物は本当に素晴らしいものでした。
食器は使ってこそですが、コーヒーとケーキをいただいて一層その思いが強くなりました。
つまり、欲しいという思いがかなり強くなったのです。
代表作であるマリア・テレジアは緑一色である点はやや好みから外れますが、滑らかな表面と上品な光沢、高貴な磁肌の色は柿右衞門とはまた異なる素晴らしさです。
一流の器はどうしても一つは持たねばならないという思いを強くしました。

私も手も足も出ないダルマのような心境です。
私のような庶民の立場ではこうした場に呼んでいただけただけでも望外の喜びと言わなければならないのだと自分に言い聞かせる他ありません。
by センニン (2011-07-02 09:26) 

ジェード・ランジェイ

アウガルテンは憧れでした。
オーストリアの工房を見ることが出来ましたが、お値段は「超」でした。無理もありません、1体作るのに、全て手創りのパーツが数えきれないほど!やっと、ペンダントヘッドを購入。
・・・ある日、母の遺品を整理中~~お写真にありましたようなオーケストラの動物達が6体!出現・・・・絶句です。
ただ、思い知りました。バックが素敵でなければ、猫に小判。
アウガルテンの器、フィギリン、アクセサリーが似合うような
心豊かな日々が送れますように、願います(笑)
目の保養、ありがとうございます。・・ザッハトルテが食べたいです(笑)
by ジェード・ランジェイ (2015-03-01 09:51) 

センニン

ジェード・ランジェイ さん、こんばんは。
ご訪問 & コメントありがとうございます。

器の好きな人の中である程度良いものをご存知の方はマイセンやヘレンド、セーヴル、KPM よりもアウガルテンを第一に挙げられるようです。
このクラスになると品質の問題ではなく美意識なのかもしれませんね。

オーケストラの動物、すごいものがあったのですね。
お母様は大層趣味が良くていらしたのですね。

それにしてもおっしゃるとおり高いですね。
セーヴルもとにかく高いですが、アウガルテンの趣味の良さは格別ですね。
シリーズによっては手の届く価格のものもあります。

しばらく前に輸入代理店が変わったためか、この大使館を使っての展示会は行われなくなりました。
ザッハトルテ、美味しかったですが、日本のお店のパティシエの方が作っていらっしゃるようです。まあ、大使館が認めているのでしょうから本場の味、なのでしょうね。

もう一度食べたいです (^^)
by センニン (2015-03-01 20:49) 

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