SSブログ

ヴァイオリンの乾燥対策 [楽器]

vz2011_0123_140258AA.jpg

フルートより取り上げる機会が少ないですが、ヴァイオリンのレッスンもゆっくり進んでいます。


vz2011_0123_134034AA.jpg

冬はヴァイオリンにも厳しい季節です。
ハードケース内には湿度計が付いていますが、あまりあてにならないとも言われています。


vz2011_0123_135145AA.jpg

ハードケース内にはまたこんなものも付いています。


vz2011_0123_135104AA.jpg

これに水を含ませるらしいです。


vz2011_0123_135250AA.jpg

下の方には替えの弦を入れておく容器が付いています。
弓は4本収納できます。


vz2011_0123_133845AA.jpg

そういうものが付いてはいるのですが、こういうものが売られていたので使っています。
液晶表示が付いているのは湿度計、左上のものは加湿器、そして加湿器に水を注入するための注射器です。針はもちろんありません。
この注射器一杯の水が中に入ってしまいます。


vz2011_0123_133938AA.jpg

vz2011_0123_133959AA.jpg

本当は蓋の内側に張り付けて使うのでしょうが、すぐ取れてしまいそうなので固定せずに入れてあります。

この他フルートでも使われる「モイスレガート」や乾燥剤のような袋に入った湿度調整材、f 字孔から中に入れておく緑のチューブのような形状の「ダンピット」という名前の加湿器もあり、よく使われているようです。

暑くなると接着剤である膠の心配をしなければならないようです。
NAHOK ではさすがにヴァイオリンのハードケース用のケースカバーは作っていないようですが、ヴァイオリンのケースは大きさも形状もフルートほど単純ではないので難しいでしょうね。お値段も相当高くなるでしょうが、雨にも強いでしょうし、試作してくれないものかと密かに期待しています。

nice!(8)  コメント(4)  トラックバック(0) 

nice! 8

コメント 4

Cecilia

高級感漂うケースですね。弓が4本も入るなんてすごいです。
ペグも高級感ありますね。
実はおととし、スワロフスキーつきのペグを購入したのですが、そのまま自分ではめることは不可能でした。工房で調整(?)してもらわなければならないようです。
by Cecilia (2011-01-23 21:53) 

IWARIN

こんばんは。
トラヴェルソは、この季節は特に念入りにオイルを塗るようにしています。新しい木管フルートも頭部管はほぼ毎日オイルで手入れをしています。
ヴァイオリンは木部もそうですがニスのコンディションを保つのが大変そうですね。
by IWARIN (2011-01-23 22:07) 

センニン

Cecilia さん、こんばんは。
ケースは一流です (^^;)
ムサフィアの 3011 ベースの「ラ・プリマベーラ」(3011ESLP)という限定品です。
3011 は定番の人気商品だそうですが、軽量モデルではない通常のラインアップの中では一番軽量でお値段も一番安いのです。
他のケースは持っていないので他のメーカーのものとどう違うのかは知らないのですが、普通は4本は入らないのですね?
まあ、私には猫に小判というところですね。
ムサフィアにはアッカルドモデルなどというものもあるようにストラドの持ち主などが愛用していると聞きます。

ペグは良いものらしいですが、最初からこれが付いていました。
スワロフスキー付きというのはお洒落ですね。
ネットオークションでもペグなどのパーツはたくさん売られていますが、ペグを通す穴の大きさや角度も楽器によって違うでしょうから、無調整ですぐ使えるというわけにはいかないのでしょうね。
by センニン (2011-01-24 20:39) 

センニン

IWARIN さん、こんばんは。
新しい木管をこの厳しい季節から使うというのは大変ですね。
湿った温かい空気を吹き込まれるのですから、楽器にしてみれば勘弁してくれというところでしょうね。

ヴァイオリンのニスについてはいろいろ言われていますが、フルートと違ってミステリアスな部分が多いように思います。
普段の手入れは使ったあと松脂を良く拭き取る事、指紋を良く拭き取る事、湿度を常にチェックする事、保管場所に気をつける事などでしょうか。松脂用と磨き用には別のクロスを使います。

普段は以前取り上げました保管庫にコントラバスフルートなどと一緒に保管しています。

フルートについては昨日のアンサンブルでも感じたのですが、使ったあと楽器を掃除して仕舞うのに要する時間が他のメンバーは私の半分くらいでした。私も特別丁寧だとは思わないのですが、馴れて来ると簡単に済ませてしまいがちのようです。しかし日頃どのくらい丁寧に手入れをしているかによって後々楽器の調子にも影響する筈だと思います。
by センニン (2011-01-24 20:53) 

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。