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クロックはルビジウム [オーディオ]

aDSCN1876.JPG

オーディオユニオンに行ったところ、中古の G-0s がありました。
ESOTERIC のマスタークロックジェネレーターです。

デジタル機器は殆どすべてがクオーツの振動を基準として動作しています。
腕時計等もそうですが、クオーツは非常に規則正しい振動をするものの、温度変化の影響を受けやすいのです。
腕時計は腕に着けたり外したりで温度は変化しますし、PC は電源は入っているときとそうでないときとでは内部の温度はかなり違います。

CD プレーヤーは一体型ですと同じ発振器を基準として動作するので問題は少ないのですが、トランスポートと D/Aコンバーター (DAC) が分かれている機種では発振器もそれぞれが持っていて、正確さだけでなくその信号の微妙なずれが問題となるのです。

ルビジウムはクオーツより遥かに正確な信号を取り出すことができます。
JVC の高音質 CD などで「ルビジウム」の文字を目にされたことがあるかもしれません。
通常の盤とルビジウムカッティングの盤とでは明らかに音に違いがあります。

このルビジウムの信号をセパレート型のコンポーネント双方に送り込んで一つの正確な信号によって制御しようというのがマスタークロックジェネレーターです。

これ以上正確な信号を求めるなら日本標準時に使用されているセシウム原子に行き着きますが、これは一般の家庭で扱えるようなものではありませんので、オーディオ用としてはルビジウムが最も精確ということになります。

http://www.teac.co.jp/audio/esoteric/g0_g0s/index.html

なお、G-0s は現在 G-0Rb へと進化しているようですが、しばらく遠ざかっていたのでどう変わったのかはわかりません。調べてみたいと思います。


さて写真はオーディオとは全く関係ありませんが、サザンカです。
この他白いのも咲いています。

椿の仲間ですが、同じく椿の仲間であるお茶の花が咲いています。

aDSCN1884.JPG

花が終わると椿と同じような種ができます。


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コメント 2

kichi

正確な時を刻むには色んな技術があるのですねー^^
by kichi (2008-11-10 21:57) 

センニン

日本標準時を受けて制御用の信号を出力するコンポーネントまであるんですよ
by センニン (2008-11-10 23:18) 

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