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使用中の本革ケースカバーの弱点 [楽器]

aDSCN1368.JPG

先日千葉そごうによりましたら、以前天然石のアクセサリーを購入したり
http://music-1000.blog.so-net.ne.jp/2007-07-30
(写真の真ん中のもの)
ブレスレットを作っていただいたりした
http://music-1000.blog.so-net.ne.jp/2008-03-17
工房KAZU さんがまた出店されていましたので覗いてみました。


今回購入したのは金魚の根付です。水晶とカーネリアン(赤瑪瑙)でできているそうです。


昨日取り上げました NAHOK のケースガードですが、Doppler という名前が付いているそうです。
http://nahok.ocnk.net/diary


aDSCN1366.JPG

以前ご紹介しました DAC の本革ケースです。
デザインは特に個性的とは言えませんが、革の質感は良くて擦れに強そうです。
しかし中に収納しているのは昨日ハードケースの完成予想画像作成に使用した Altus の 18k なのですが、結構重いので把手を持つと伸びてしまいそうで不安です。
裏側を見ると写真のような感じで、特に補強はされていないように思えます。縫製もちょっと雑ですね。
これ以外のケースカバーも全てショルダーストラップを使いますので把手を持つことは少ないのですが、この製品は把手が弱点です。

ラモ・サウンドさんでは社長さんといろいろお話をさせていただいたのですが、本革で一万円台の価格なら製造は日本ではないだろうという見解でした。
そうかもしれません。

ショルダーストラップには写真に写っているような肩当てが付いていますが、この縁取りの縫製も少々雑です。

革は天然素材ですし質感も好きですが、質の良いものは価格が高くなります。
メーカー名ははっきりとは書けませんが、先日の山野楽器の Flute World 2008 で初めて見た A社の本革製ケースカバーはラモ・サウンドさんのものと同じくらいの価格ですが、買いたいと思わせるものがありません。表面の質感が良くないのです。社長さんのお話では素材の選択は任せてしまったそうです。
A社長はあまり革にはお詳しくはないようでしたので、製造者の言いなりになってしまったのではないかと思われます。
Wケース用の製品もありましたが、フラップを閉じた状態で両脇の上面に隙間ができてしまいます。
このへんはデザインの詰めが甘いと言わなければなりません。
あの質感であの造りではせいぜいあの価格の半額くらいでないと売れないのではないかと思われます。

メーカーによってはいかにも鞄という感じのもの(ム社や魔社)もありますが、あまり大げさに革だぞと主張しているようなものは好きになれません。


なお、たまに「本皮」という表記を見かける事がありますが、たいていは誤りです。
「皮」は fur で、いわゆる「毛皮」、「革」は leather を指します。
襟巻きなどは fur、ジャケットなどは leather ですね。
ショルダーバッグでよく見かけるようなウサギの毛皮をフラップに使用したようなものなら「皮」を使ってもいいとは思いますが、今まで見たフルート用のケースカバーは全て「革」でした。

ウサギの毛皮も手許にあるので使ってみる事も考えるのですが、毛が抜けるのだそうです。
楽器に関わるものには使えませんね。



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コメント 2

kichi

金魚のアクセサリー可愛いですね^^
by kichi (2008-08-31 10:25) 

センニン

無駄遣いをしています...(^^;)

by センニン (2008-08-31 22:33) 

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