新訳『ニーベルングの指輪』 [本]
今日の読売新聞に評が載っていましたが、たまたま昨日買ったのがこの本です。
名録音としていまだにカタログに載っているショルティ の『ニーベルングの指輪』。DECCA のステレオ録音最初期の偉業です。
この本は名プロデューサーとして知られるジョン・カルショーが書いたその舞台裏の記録です。
以前一度種出版されたことがあるそうですが、今回新訳で登場しました。
巻頭言では前回の訳者が「これで肩の荷が下りた」と書かれています。
映像はさすがに全曲は視ることができませんが、一部のメイキングならあります。
ワーグナー:楽劇《ニーベルングの指環》-メイキング・オブ・レコーディング-
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
- 発売日: 2007/08/22
- メディア: DVD
かなり厚い本で価格も高いのですが、一読の価値はあると思います。
そのカルショーのもう一冊の著作、『レコードはまっすぐに』が、これ以前に出版されています。
このタイトル、Record を「記録」と「レコード盤」、Straight を「ありのままに」と「曲げないで(保管する)」をかけているのですが、日本語タイトルは苦肉の策とのことです。
EMI の名プロデューサー、ウォルター・レッグの名前も忘れてはいけません。
カラヤンがあれだけの録音を残したのもレッグに任されたからですし、そのカラヤンの指揮でブレインのホルン協奏曲集を聴けるのもそのおかげ、そもそもフィルハーモニア管弦楽団もレッグなくしてはありえなかったのです。
こちらの本は奥さんである E.シュヴァルツコップが回想録の形で書いています。
こちらも一度読んでみようと思っているのですが、読みたい本が山のようにあるのでなかなか取りかかれません。
エリーザベト・シュヴァルツコップ出演のサンフランシスコ歌劇場公演記録...
http://archive.sfopera.com/qry3webcastlist.asp?psearch=&psearchtype=&pageno=&dpr=300&Submit=GO&pageno=
by サンフランシスコ人 (2016-03-13 04:33)
困りましたね....上のリンクのページは、サンフランシスコ歌劇場の公演を表示してしまいます....
http://archive.sfopera.com/reports/rptOpera-id1639.pdf
http://archive.sfopera.com/reports/rptOpera-id1642.pdf
シュヴァルツコップ出演のサンフランシスコ歌劇場公演記録 (1955年)
by サンフランシスコ人 (2016-03-13 05:51)
サンフランシスコ人 さん、おはようございます。
1955年が US デビューなんですね。
相手はエーデルマン、と。
'60年にザルツブルグでカラヤンの指揮で共演した映像がありますね。
by センニン (2016-03-13 08:26)
シュヴァルツコップは、サンフランシスコ歌劇場の『カプリッチョ』(リヒャルト・シュトラウスの最後のオペラ)に出演....
http://archive.sfopera.com/reports/rptOpera-id1301.pdf
by サンフランシスコ人 (2016-03-18 01:52)