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UK版「千の風になって」 [好きな歌]

'11.08.21 追記。 掲載した雑誌、CD の写真についてご指摘をいただきましたので Amazon のリンクで表示されるもの以外は順次修正あるいは削除しています。

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この記事ではオリジナルの英語詩にメロディーが付けられた新しい「千の風になって」を取り上げながら、新井氏のメロディーに対する指摘、新井氏のメロディーが盗用ではないかとする意見に対する反論を書いています。
(この CD の原題は原詩のタイトルである "Do Not Stand at My Grave and Weep" です。「千の風になって」のタイトルは新井氏のオリジナルと思いますので、新たなこの CD が国内で発売するにあたってこのタイトルを使用するには新井氏の許諾が必要と思いますが、その点については触れません。)

いつものショッピングセンターの CD 店に立ち寄ると、写真の CD が目に留まりました。
新井満氏の作品を歌っているのではなく、オリジナルの英語詩にカーペンターズの「見つめあう恋」を作曲したジェフ・スティーブンスが曲を付け、キャサリン・ジェンキンスが歌っているものです。

以前書いたのですが、「風太くんのうた」を作ったきっかけの一つが新井氏の日本語詩でした。

最初この詩を知ったのは NHK の特集番組の予告でした。その番組は見られなかったのですが、書店で探すとこの歌ができた経緯も紹介した詩集がありました。CD 付きもあったのですが、メロディーを聴いてしまうとイメージが固定されるので、まず原詩と日本語詩を読みました。

良くできた日本語詩だと感じました。
翻訳ではなく意訳である点も良いと思いました。

次に楽譜を買ってメロディーを確認しました。
自分の中で膨らませたイメージと違うと感じました。
英語詩や日本語詩の持つある種峻厳なイメージが薄められ、優しく慰撫するようなイメージが強く現われていると感じました。
歌いやすく憶えやすいメロディーでスムーズに流れるのですが、何かが違うと感じてしまうのです。

また、引っ掛かるカ所が2つあります。
「泣かないでください」の所。
この部分のメロディーは「で」に最も高い音が当てられているので言葉として不自然になってしまっているのです。
既にあるメロディーに詩を付ける場合、あるいはその逆に既にある詩にメロディーを付ける場合、いかに言葉の持つイントネーションやアクセントに合わせるかということに苦心するのです。
この部分だけはどうにもいただけません。

次に「眠ってなんかいません」の箇所。
ここのリズムは唐突で、全体の流れからは違和感を覚えます。
変化を付ける意味があるのかもしれませんが、違和感が拭えません。

ところで NHK の「紅白歌合戦」で一躍知名度が上がった秋川氏の歌唱には違和感を覚えます。
新井氏自身の歌唱の方がこの詩のイメージに合っていますね。
オペラのようなベル・カント唱法はこの詩には合わないでしょう。

しばらく前ですが、週刊誌にこのメロディーは「哀しみのソレアード」という曲の剽窃、盗用ではないかという記事が載りました。
確かに出だしの部分は全く同じですが、メロディーの作り方、音楽の流れは全く違います。
私はポール・モーリアの演奏でメロディーは知っていましたが、「千の風になって」のメロディーを頭の中で歌ったときも耳で聴いたときも全く連想しませんでした。
これは楽譜を見ながらでないとわかりにくいと思いますし、そもそもこの曲を聴いた事がないという方も多いと思いますが、著作権の関係があるのでストレートに楽譜を掲載することはできません。
ちょっと工夫してみたいと思いますので、しばらくお待ち下さい。

さて肝心の今回買った CD ですが、まだ聴いていないのです。
聴くにはちょっとした決心が必要です。

「風太くんのうた」を作るとき、音楽教室のある先生に上記の話をしましたら、やはり同じように感じていらっしゃいました。
そこで自分で作曲してはどうかと持ちかけたのですが、新井氏の日本語詩に作曲するわけにはいかないので英語詩に作曲したらどうかとお話しました。
しばらく経ってから「作りかけている」とは聞いたのですが、その先生は先月末で退職なさったので、その後完成したかどうかは聞いていません。

※ '03.01.29 追記
次の記述に従って歌詞を記載していましたが、

■歌詞の転載をされる方へ■
  営利目的の場合はJASRACに許可をもらって下さい。
  非営利の場合は、写真詩集「千の風になって」「千の風になって ちひろの空」(講談社)を必ずお読みいただきますよう
   お願い致します。その上で出典明記で載せて下さい。


現在下記の文章も同じページに掲載されていますので、歌詞は削除しました。

■歌詞の転載をされる方へ■
  営利/非営利にかかわらずJASRACに許可をいただいて下さい。
  個人の趣味のウェブサイト等非商用配信であっても、
  JASRACの許諾および使用料規程に基づく使用料の支払いが必要となります。
  また、写真詩集「千の風になって」「千の風になって ちひろの空」(講談社)を必ずお読みいただきますよう
  お願い致します。その上で出典明記で載せて下さい。


紛らわしいですね。

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